こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の元山です。
自分の最期のときについて考えたり準備をしたりする「終活」をしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
終活の一環で、生前に自分の葬式の準備をする方が増えています。
自分の葬式の準備を事前にしておくことで、さまざまなメリットがありますよ。
そこで今回は、生前に行う自分の葬式の準備について解説します。
やることやメリット、注意点などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
生前に自分の葬式準備は必要?メリットは?
生前に自分の葬式の準備は必ずしなくてはいけないというわけではありませんが、事前に準備しておくのがおすすめです。
生前に自分の葬式準備を行うと、さまざまなメリットがあります。
- 自分らしい葬式ができる
- 家族の負担を軽減できる
- 葬式の費用を事前に確認できる
- 身寄りがない場合もスムーズに葬式を執り行える
生前に葬儀場で事前相談しておくことで、自分の希望の葬式を執り行うことができます。
また、亡くなったあとは家族は決めなくてはいけないことや、やらなくてはいけないことが多く忙しくなりがちですが、葬式について事前に決めておけば、家族の負担を減らすことができるでしょう。
なお、葬式の内容が事前に決まっていれば、費用も確認でき、生前に葬式費用を準備しておけます。
葬式の細かい内容までしっかり決めておけば、予算に合わない葬式になることや、葬儀社との打ち合わせが増えることを防げます。
独身の方や身寄りのない方は、自分が亡くなったあとにだれが葬式を執り行い、費用を支払うのか不安に思うかもしれません。
しかし、生前に自分の葬式について準備して費用なども支払っておけば、まわりに迷惑をかけることなくスムーズに葬式を執り行うことができます。
自分の葬式の準備をはじめとした終活は、体が元気で判断力があるうちにしておくのがおすすめです。
終活でやっておきたいことは下記のコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
自分の葬式準備を生前に。やることとは
自分の葬式について、生前に決めておきたいことや用意しておきたいことをご紹介します。
葬式の形式・場所・内容を決める
まずは、どんな形式の葬式にするか決めます。
葬式には多くの参列者を呼ぶ一般葬や、親族だけなど少人数で行う家族葬、火葬のみを行う直葬などがあります。
葬式の形式を決めたら、どの葬儀社で葬式を執り行うかを考えましょう。
事前に見学や相談をして、不明点はスタッフに確認しておくと安心です。
そして、葬式の規模や喪主を決めたり、流したい音楽や映像があればそれを決めたりと、自分の希望する葬式の内容を葬儀社に伝え、内容を決定します。
葬式に呼ぶ人を決める
生前に自分で決めておけば、呼びたい人を自分の葬式に呼ぶことができます。
誰を呼ぶのか、どこに連絡すれば良いのかなども、家族がわかるようにリストやエンディングノートなどにまとめておきましょう。
遺影用の写真を用意する
葬式の際に、大変になることの一つが遺影の用意です。
家族に迷惑をかけないようにと、最近は終活の一環として、生前に遺影用の写真を撮影しておく方が増えています。
事前に遺影用の写真を撮影しておけば、家族が写真を探したり用意したりする手間がはぶける上、自分が納得した写真を使用してもらうことができますよ。
葬式の費用を準備する
葬式の費用は決して安価ではありません。
そのため、葬式に備えてしっかり預金するなどして準備しておきましょう。
しかし、預金の名義人が亡くなると、口座が凍結され、簡単には引き出すことができなくなります。
相続人であれば1つの金融機関につき150万円まで、または法定相続金額の1/3までは引き出すことが可能ですので、葬儀費用として預金してあることを家族に伝えておくと良いでしょう。
葬儀社と生前契約をする
生前でも葬式の契約ができる葬儀社も多くあります。
自分らしい葬式を自分で決めて契約すれば、希望の葬式が叶うだけでなく、遺された家族の負担も軽減できます。
葬儀社の選び方や葬式の事前相談については、下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
良い葬儀社の選び方をご紹介!選ぶ前にやっておくべきことも確認
葬儀の事前相談のメリットは?有意義な時間にするためのコツや流れ
自分の葬式準備をする際に注意すること
生前に自分の葬式を準備するにあたり、いくつかの注意点があります。
事前に自分で葬式の準備をすることで自分の希望に沿った葬式ができるというメリットがありますが、必ず家族に説明して意向を確認しましょう。
もしも家族の意向と異なる計画をしているのであれば、計画倒れになってしまうことも。
家族に相談・共有しておくことで、葬式のときもスムーズに進めることができます。
なお、葬式の契約書などの書類は、家族が見つけやすい場所に保管しましょう。
保管場所を事前に伝えておいたり、エンディングノートなどに記載したりするのもおすすめです。
また、生前契約をした場合、年月が経つといろいろな事情が変わっていることもあります。
万が一に備えて、葬式を契約する場合は、変更や解約ができるプランを契約しておくと安心ですよ。
生前に自分の葬式の準備をすることはメリットが多い
生前に自分の葬式の準備をしておくと、自分らしい葬式ができたり、家族の負担を軽減できたりします。
さらに、葬式の費用を事前に確認できる、身寄りがない場合もスムーズに葬式を執り行えるといったメリットもあります。
生前に葬式の準備をする際は、次のことを決めたり用意したりしましょう。
- 葬式の形式・場所・内容を決める
- 葬式に呼ぶ人を決める
- 遺影用の写真を用意する
- 葬式の費用を準備する
- 葬儀社と生前契約をする
事前に自分で葬式の準備をする際は、必ず家族に説明して意向を確認するのがおすすめ。
葬式の契約書などの書類を家族が見つけやすい場所に保管したり、万が一に備えて変更や解約ができるプランを契約したりしておくと安心です。
天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。
姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。