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参列者の知識

2024.06.05

お葬式の香典の金額相場は?香典袋の書き方や包み方も解説

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭です。

お葬式に参列する際は、葬儀場で香典をお渡しします。

しかし、香典は故人との関係性や年齢によっても異なるため、一体いくら包めば良いのかわからないという方も多いでしょう。

 

そこで今回は、お葬式の香典について解説します。

香典の金額の相場や香典袋の書き方と包み方、お葬式ではなく後日香典を渡す場合の渡し方などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

香典袋

お葬式の香典はいくら包むべき?金額の相場をご紹介

香典とは、お葬式で故人の霊前にお供えする贈与品です。

お花やお香の代わりに金品をお供えし、供養の気持ちを表します。

香典の金額は、故人との関係性と年齢によって変わります。

 

金額の相場を見ていきましょう。

香典の相場

一般的に、香典は故人との関係性が近いほど金額が高くなります。

 

自分または配偶者の両親の葬儀で自分が喪主をする場合は、香典を包む必要はありません。

葬儀費用を自分が負担する場合も同様です。

 

祖父母の香典は、自分が結婚している場合は夫婦連名で香典を包むのが一般的です。

なお、友人や知人への香典は、特に親しい場合は1万円以上包むこともあります。

 

香典を包む際の金額の注意点

香典を包む際は「4」「9」や、「2」などの偶数はタブーとされていますのでご注意ください。

また、地域ならではのしきたりがある場合もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

なお、香典に入れるお札として、新札は適していません。

これは「不幸が来ることを事前に分かって香典を用意していた」という印象を与えてしまうのを避けるためです。

香典には、しわの入った使用感のある古札を使用しましょう。

 

新札しか用意できなかった場合は、折り曲げて折り線を入れると良いでしょう。

 

 

お葬式の香典袋の書き方と包み方

香典袋の書き方

香典を入れる香典袋では、外袋と中袋にそれぞれ名前や金額などを記載します。

書き方やマナーについてご紹介します。

 

外袋の書き方

外袋の表(水引があるほう)には、水引上段に表書きを書きます。

こちらは故人の宗教や宗派によって異なり、仏教であれば「御霊前」「御仏前」、キリスト教は「御花料」、神道は「御神前」「御玉串料」などと書きます。

間違えないように注意しましょう。

そして、水引下段には自分の名前を書きます。

 

職場など複数名分をまとめてお渡しする場合は、連名や会社名が一般的です。

1〜3名の名前を記載する場合はそれぞれのフルネームを書き、4名以上の場合は代表者1名の名前+「外一同」と書きます。

 

水引下段には、会社名を記載することも可能です。

その場合は、会社名+代表者名と書きましょう。

 

なお、香典袋には水引が印刷されたものと、本物の水引を結んでいるものがあり、香典の金額によって香典袋を使い分けます。

香典が5,000円以下の場合は印刷したものを、1万円以上の場合は本物の水引の香典袋を使います。

 

中袋の書き方

中袋の表の中央には香典の金額を書きます。

その際、「一」は「壱」、「三」は「参」など旧字体の大字(だいじ)で記載しましょう。

例えば、「一万円」であれば「壱萬円」となります。

 

これは金額を改ざんできないようにするためといわれています。

 

そして裏面の左下には、自分の住所と名前を書きます。

 

ペンの選び方

香典袋や中袋に文字を書く際は、薄墨の筆ペンまたは毛筆を使用します。

薄墨には「涙で墨がにじんでしまった」「突然の訃報で墨をする時間がなく薄くなってしまった」などの意味があるといわれています。

 

香典の包み方

香典を包む際は、お札の向きにも気をつけましょう。

中袋の表側(金額を記載している側)を上に向けたとき、お札は裏(人物が描かれていないほう)かつ人物が中袋の下側になるように入れます。

 

中袋はのりやシールで止める必要はありません。

中袋にお金を入れたら外袋で包みます。

 

なお、葬儀に香典を持っていく際は、香典袋を袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーです。

突然の訃報に慌てないよう、袱紗を家庭に一つ用意しておくと安心です。

袱紗にはさまざまな色がありますが、紫色の袱紗は慶事と弔事の両方に使うことができます。

 

お葬式に参列できない場合の香典はどうする?

白い花

万が一お葬式に参列できない場合は、香典を郵送するという方法もあります。

香典を郵送する際は、現金書留封筒に入れて、郵便局の窓口から現金書留で送ります。

香典袋にお悔やみの手紙も添えましょう。

 

なお、お葬式に参列できないときは、弔電(ちょうでん)や供花(きょうか)を送るのも良いでしょう。

弔電とはお悔やみの気持ちを伝える電報で、電話やインターネットで手配することができます。

 

供花は通夜や葬儀などで会場に飾られる生花です。

葬儀場に依頼したり、花屋に注文して葬儀場に配達してもらったりすることも可能です。

 

 

お葬式の香典の金額相場は故人との関係性などによって異なる

香典の金額は、故人との関係性と自分の年齢によって変わります。

 

例えば、両親であれば20代なら3万〜10万円、50代以上であれば10万円、友人・知人であれば20代は3,000〜5,000円、50代以上は1万円が目安。

一般的に、香典は故人との関係性が近いほど金額が高くなります。

香典袋には外袋と中袋があり、書き方に決まりがあります。

外袋の上段は故人の宗教によって書き方が変わるので、間違えないよう気をつけましょう。

 

お葬式に参列できない場合は、香典を現金書留で送ったり、弔電や供花を送ったりという方法もあります。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

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