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終活の知識

2025.06.30

葬儀社の会員になるメリットを解説!デメリットや注意点・選び方も

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の元山です。

 

最近、「終活」という言葉が広く浸透し、生前にご自身の葬儀について考える方が増えています。

そうした中で注目されているのが、葬儀社の会員制度です。

「葬儀は一度きりなのに、なぜ会員制度があるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、葬儀社の会員制度に入会することで、費用面での割引をはじめとしたさまざまなメリットを受けることができます。

 

今回は、葬儀会員制度の具体的なメリットやデメリット、選び方まで詳しくご紹介します。

お葬式

葬儀社の会員になることで得られるメリット

葬儀社の会員制度は、葬儀社が独自に設けている特典制度です。

一般的なお店の会員制度と同様に、事前に入会しておくことでさまざまな優遇サービスを受けることができます。

ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかを詳しく解説していきます。

 

葬儀費用の割引

多くの葬儀社では、会員価格として割引を提供しており、葬儀費用の負担を軽減することができます。

 

天国葬祭でも「if共済会」という会員制度を設けています。

家族葬や火葬式を会員特別価格でご利用いただけます。

 

式場使用料や関連サービスの優待

葬儀費用の基本料金だけでなく、式場使用料についても会員優待が適用される場合があります。

また、骨壺や遺影写真の作成といった葬儀に関わる各種サービスでも割引を受けられることが多いです。

 

さらに、仏壇や仏具の購入時にも会員特典として割引が適用される葬儀社もあります。

 

提携サービスの利用特典

葬儀社によっては、地域の提携店舗での割引サービスも会員特典として提供しています。

飲食店での食事代割引や、お店での買い物優待など、日常生活でも活用できる特典が用意されていることがあります。

 

天国葬祭の「if共済会」でも、日帰りバスツアーへの特別優待や暮らしに役立つセミナーの開催、地域情報誌の年4回発行など、葬儀以外でもお楽しみいただける特典をご用意しています。

 

事前相談とスムーズな対応が可能

会員になることで、事前の相談を何度でも無料で受けることができます。

葬儀の流れや費用、必要な手続きなど、わからないことを気軽に質問できるため、もしものときへの不安を軽減することができます。

 

また、事前に葬儀の内容や希望を伝えておくことで、ご逝去後は電話一本でスムーズに葬儀の準備を進めることが可能です。

慌ただしい状況の中でも、落ち着いて故人様とのお別れの時間を過ごしていただけるでしょう。

 

 

知っておきたい葬儀会員のデメリットと注意点

注意

葬儀の会員制度は多くのメリットがありますが、入会前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

会員になった葬儀社にお世話にならない可能性もある

会員になる葬儀社は慎重に選ぶ必要があります。

将来的にその葬儀社にお世話にならない可能性もあるためです。

せっかく会員になっても、最終的にその葬儀社を利用しなかった場合には、メリットをあまり感じられないかもしれません。

長くお付き合いができるような、信頼できる葬儀社を選ぶことが大切です。

 

また、会員になっていたのに、家族がそのことを知らずに別の葬儀社に依頼してしまうケースもあります。

入会する場合は、家族にも相談し、内容を伝えておくようにしましょう。

会員証の保管場所や制度の内容を家族と共有することで、もしものときにスムーズに利用できます。

 

自分の死後に家族が困らないよう、エンディングノートに記して残しておくのも一つの方法です。

エンディングノートについては「エンディングノートとは?書くべき内容や目的をご紹介!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

解約時に手数料が発生する場合もある

一部の制度では、途中解約する際に手数料が発生する場合があります。

数万円の手数料が発生することもありますので、入会前に解約条件や手数料の有無について確認しておくことが重要です。

契約内容をしっかり確認しておくことで、将来の変更にも対応しやすくなります。

 

 

後悔しないための葬儀会員制度の選び方

互助会制度と葬儀社独自の会員制度の違いを比較しつつ、選び方のポイントをご紹介します。

 

積立方式と入会金方式の比較

葬儀の会員制度には、大きく分けて積立方式と入会金方式の2つがあります。

 

互助会制度は、毎月1,000円から5,000円程度の掛け金を積み立てる方式です。

月々の負担を分散できるため、月々少しずつ準備したい方や、まとまった金額を一度に支払うことが難しい方に適しています。

 

葬儀社独自の会員制度は、入会時に一定の入会金を支払う方式が多く見られます。

天国葬祭の「if共済会」のように、入会金のみで年会費・掛け金不要という制度もあります。

月々の支払いがないため、気軽に入ることができます。

 

サービス内容の比較

互助会制度では、積立金を家族全員が冠婚葬祭全般に利用できるため、結婚式や法事などでも活用できます。

ただし、積立金だけで葬儀費用を全額まかなうことは難しく、追加費用が必要になります。

 

葬儀社独自の会員制度では、葬儀に特化した割引やサービスが中心となります。

 

葬儀を含め、冠婚葬祭全般の費用を備えたい場合は互助会制度、葬儀を中心とした備えや特典を利用したい場合は葬儀社独自の会員制度など、求めるものに応じて考えてみましょう。

 

対応エリアの比較

対応エリアについても、互助会と葬儀社独自の制度では特徴が異なります。

互助会制度は全国展開している場合が多く、引越しの可能性がある方でも安心して利用できます。

 

一方、葬儀社独自の会員制度は、地域密着型のサービスが多いのが特徴です。

長年同じ地域に住み続ける予定の方であれば、地域に根ざした葬儀社の丁寧なサービスを受けることができます。

 

なお、終活でやることを詳しく知りたいという方は、こちらのコラムもご参考ください。

終活でやること10項目!終活の注意点もご紹介

生前に自分の葬式の準備をしよう。やることやメリット、注意点を紹介

 

 

葬儀会員のメリットを生かして安心の備えを

葬儀の会員制度は、葬儀費用の割引、提携サービスの利用特典、事前相談とスムーズな対応が可能などがメリット。

一方、会員になった葬儀社にお世話にならない可能性や、解約時に手数料が発生する場合もあるため、どの葬儀社の会員になるかはしっかり吟味しましょう。

 

積立型の互助会制度と入会金のみの葬儀社独自制度では、それぞれ特徴が異なります。

葬儀会員制度を選ぶ際には、積立方式と入会金方式の比較、サービス内容の比較、対応エリアの比較をして選ぶのがおすすめです。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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