こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の遠藤です。
「終活として片付けをしたいけれど、何から手をつければ良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
終活の片付けは、これからの暮らしを整え、万が一のときにご家族の負担を減らす準備でもあります。
今回のコラムでは、終活で片付けをするメリットや進め方、スムーズに続けるコツなどをご紹介します。

終活で片付けをしておくメリット
終活として片付けを行うことには、ご自身にとっても、ご家族にとっても多くのメリットがあります。
ここでは、片付けをしておくメリットについて確認しましょう。
家族の負担を減らす
葬儀のあと、ご遺族が直面する大きな課題のひとつが「遺品整理」です。
住まいに残された膨大な家財道具や書類を整理するのは、肉体的にも精神的にも非常に大きな負担となります。
あらかじめ持ち物を整理しておくことは、後に残された家族への思いやりともいえるでしょう。
貴重品や重要書類を整理しておくことで、相続の手続きもスムーズに進められます。
これからの生き方を考えられる
持ち物を見直すことは、これまでの人生を振り返る作業でもあります。
自分にとって本当に大切な物や、実はもう必要なかった物が明確になり「これからどう生きていきたいか」を考えるきっかけになります。
物への執着を手放すことで、心が軽くなり、残りの人生をより前向きに過ごせるでしょう。
物を管理する手間がなくなる
管理する物が減れば、探し物の時間が減り、掃除も格段に楽になります。
すっきりと整った空間で過ごすことは、日々のストレス軽減にもつながります。
物が少なければ、どこに何があるか把握しやすくなり、日常生活の質も向上するでしょう。
無駄な支出に気付ける
片付けの過程で、今は使っていないサブスクリプションの契約や、物を置くために借りているスペースなど、無駄な出費に気づくことがよくあります。
それらの契約を見直すことで、無駄な支出がなくなり、家計の改善につながります。
体が不自由になったとしても安心して暮らせる
年齢を重ねると、段差だけでなく「床に置かれた物」も、つまずきの原因になります。
片付けで通路や床面を広く保つことは、住まいをバリアフリーに近づける第一歩です。
将来、介護用具を置く必要が出た場合や介助が入る場合も、スペースに余裕があるとスムーズに対応できます。
終活の片付けの進め方・やることを解説
終活の片付けは物の量にもよりますが、ほとんどの方にとって膨大な作業量になり、途中で挫折してしまうことも。
終活の片付けを成功させる秘訣は、正しい手順で進めることです。
一度にすべてを終わらせようとせず、流れに沿って一歩ずつ進めていきましょう。
片付けは「出す→分ける→処分する」の3ステップ
まずは、片付ける場所にある物をいったん出します。
全部出すことで、自分が持っている量を客観的に把握できます。
次に、必要な物と不要な物に分けます。
基準がないと迷って手が止まりやすいので、「1年以上使っていない物は手放す」「手元に残しておきたい思い出の品は段ボール2箱まで」などルールを決めるのがおすすめです。
また、書類や写真などデータ化できるものはデジタルに移し、現物を減らすとスペースが一気に空きやすくなります。
最後に、不要と決めた物を処分します。
「廃棄する」「譲る・寄付する」「売る」の3つに分けておくと、処分方法が決まりやすく作業が進みます。
量が多い場合や大きい家具がある場合は、無理をせず家族や業者の力を借りると良いでしょう。
重点的に片付けておくべき物
終活の片付けでは、家の中をすっきりさせるだけでなく、あとで手続きや判断が必要になる物を先に整えておくとスムーズです。
保険証券や年金手帳、不動産の権利書などの書類は一箇所にまとめ、不要な領収書やDMは処分して、必要なものがすぐ見つかる状態にしておきましょう。
写真やビデオは時間がかかりやすいので、残す枚数を決めて厳選し、デジタル化したりアルバムを一冊にまとめたりすると負担が減ります。
ネット銀行やSNS、サブスクなどのログイン情報は、家族が困らないよう紙に控えるか、エンディングノートに整理しておくのがおすすめです。
日記や手紙など見られたくないものは早めに処分するか、「亡くなったら開封せずに捨ててほしい」など希望を明記してまとめておくと、家族も迷わず対応できます。
貴金属、通帳、印鑑などの貴重品は保管場所を明確にし、財産目録も用意しておくと相続時のトラブル防止に役立ちます。
終活の写真整理やエンディングノートについては下記のコラムでご紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。
終活の片付けをスムーズに進めるコツ

終活の片付けは、作業量が多く、途中で投げ出したくなる方も多いもの。
ここでは、無理なく楽しみながら片付けを続けるためのコツをお伝えします。
体力があるうちに始める
片付けは想像以上に体力を消耗します。
重い家具を動かしたり、高いところの物を下ろしたりする作業は、年齢とともに負担が大きくなります。
「まだ早い」と思わず、体が思うように動くうちに少しずつ始めるのがおすすめです。
迷ったときの「保留BOX」を作る
「捨てるのが惜しい」「まだ使うかもしれない」と迷ったときは、無理に捨てずに「保留BOX」に入れましょう。
半年〜1年後に再度見直し、一度も開けなかった場合は手放す、というルールを作ると気持ちの整理がつきやすくなります。
大きなものから着手する
手始めに、まずは部屋の面積を占めている大きな家具や家電から見直すのもおすすめです。
空間が広くなることで片付けの成果が目に見えてわかり、モチベーションの維持につながります。
短時間で終わるところから始める
大きい家具や家電の処理が難しい場合は、「キッチンの引き出し1段分」など、短時間で作業が終わる場所から始めるのもおすすめです。
やりっぱなしで終わることがなく、挫折しにくいです。
洋服を片付けるときも、「靴下」「ハンカチ」といった小物から始め、「夏服のトップス」などスモールステップで進めると良いですよ。
捨てる基準を明確にする
「1年以上着ていない服は捨てる」「同じ用途のものは1つだけ残す」など、自分なりのルールを決めると判断が早くなります。
思い出が詰まっていて捨てられない場合は、写真に撮ってから手放すという方法も有効です。
エンディングノートに書いて家族に伝わるようにする
残しておくことに決めた貴重品や大切な思い出の品の場所は、エンディングノートに記載しておきましょう。
「なぜこれを残したのか」という想いも添えられていれば、家族にとってもそれは大切な形見となります。
下記のコラムでは、終活を始めるタイミングや注意点についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
終活の片付けでこれからの人生を軽やかに
終活の片付けは、決して「人生の終わり」に向けた寂しい準備ではありません。
身の回りを整えることで家族の負担を減らせるだけでなく、管理の手間や無駄な出費を抑え、これからの毎日を自分らしく楽しむための「前向きなスタート」になります。
進め方は、片付ける範囲を決めて「すべて出す→要・不要で分ける→処分する」という基本手順を繰り返しましょう。
書類や貴重品、デジタル情報など、ご自身にしかわからないものを優先的に整理するのがポイントです。
スムーズに進めるコツは、体力があるうちに大きな家具から着手し、迷うものは「保留BOX」へ。
短時間で片付けが完了する場所から始めるのも、無理なく続けるのにおすすめの方法です。
整理した内容はエンディングノートに記しておくと、より安心です。
まずは引き出し一つから、安全で快適な暮らしのために始めてみませんか。
天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。
姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

