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喪主の知識

2024.06.06

一日葬とはどのような葬儀?メリット・デメリットや費用相場もご紹介

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の藤田です。

 

近年、葬儀の形は多様化しており、さまざまな選択肢があります。

中でも増えているのが「一日葬」。

言葉は聞いたことがあるものの、具体的にはどんな葬儀かわからないという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、一日葬について解説します。

一日葬の流れやメリット・デメリット、費用相場などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

手を合わせる女性

一日葬とは?一日葬の流れをご紹介

通常、一般葬などの葬儀は以下の流れで執り行われます。

 

【一般葬の流れ】

  1. 逝去・安置
  2. 葬儀社と葬儀の打ち合わせ
  3. 通夜の準備
  4. 通夜
  5. 葬儀・告別式
  6. 出棺・火葬

 

1日目に通夜を行い、2日目に告別式と火葬を執り行うのが一般的です。

 

一方、一日葬は名前のとおり、1日のみの葬儀で、通夜は行わない点が一般葬との大きな違いです。

 

一日葬の流れは次のとおりです。

 

【一日葬の流れ】

  1. 逝去・安置
  2. 葬儀社と葬儀の打ち合わせ
  3. 葬儀・告別式
  4. 出棺・火葬

 

なお、一日葬は「家族葬」と比べられることがあります。

家族葬とは、故人と親しかった方を中心に少人数で行われる葬儀のことを指します。

家族や近親者の範囲で行われることが多いですが、参列者をどこまで呼ぶのか明確に決まっているわけではありません。

 

家族葬の流れは一般葬と同じで、2日間にわたって執り行われます。

 

 

一日葬のメリット・デメリットを確認

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一日葬には多くのメリットがあるため、近年は選択する方が増えています。

一方、デメリットもあるため、一日葬を検討する際はメリットとデメリットをあわせて確認しておきましょう。

 

メリット①故人様とゆっくり過ごせる

一般葬などでは通夜に参列する参列者に対応するため、遺族はどうしても忙しくなりがちに。

しかし、一日葬では通夜を行わない分、参列者への対応が軽減されるため、故人様と最期のひとときをゆっくり過ごすことができます。

 

メリット②日程の融通がききやすい

一日葬は1日で葬儀が完結します。

そのため、家族や親族の日程を合わせやすいというメリットがあります。

 

メリット③高齢の家族の負担が減る

家族や親族にご高齢の方がいる場合、2日間の葬儀は負担になる可能性があります。

一方、一日葬であれば葬儀から火葬までその日のうちに終わるので、体力的な負担も軽減できるでしょう。

 

メリット④遠方からの参列者の宿泊を手配する必要がない

一日葬の場合、遠方から参列される方は宿泊せず、日帰りになるケースが多いです。

宿泊の手配をする必要はないので、遺族や参列者の負担を減らすことができます。

 

メリット⑤費用を抑えられる

一日葬は通夜を行わない分、葬儀費用を安く抑えられる傾向にあります。

 

デメリット①参列者の都合がつきにくい場合がある

一般葬であれば1日目に通夜、2日目に告別式が執り行われます。

そのため、参列者は通夜に参列できない場合は告別式に参列するなど、日程を調整することができます。

 

しかし、一日葬は1日のみのため、その日の都合が合わなければ、葬儀には一切参列できません。

 

デメリット②菩提寺の許可が必要になる

仏教では通夜・告別式・火葬の流れを重視するため、菩提寺(ぼだいじ)によっては許可してもらえない可能性があります。

お世話になっている菩提寺がある場合は、一日葬を執り行う旨を相談しましょう。

 

デメリット③式場使用料が安くならない可能性がある

一日葬のメリットとして費用を抑えられる点を挙げましたが、一日葬の前日にご遺体を葬儀場に運び入れる場合は、式場使用料が2日分発生する葬儀社もあります。

事前に葬儀社に確認しておくと安心です。

 

一日葬の費用相場はどのくらい?

一日葬にかかる費用は葬儀社によって異なります。

費用目安としては、葬儀社に支払う費用相場は30万〜50万円ほど。

そこにさらに、会葬礼品や食事代、お布施も発生します。

 

前述のとおり、葬儀社によっては一日葬であっても式場使用料が2日分発生する可能性がありますので、事前に確認することをおすすめします。

なお、天国葬祭の一日葬は、式場使用料が家族葬の半額となります。

 

一日葬の費用については、下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

一日葬の費用はいくら?相場や内訳、注意点を解説

 

 

一日葬とは通夜のない葬儀のこと

一日葬は一般葬など通常の葬儀と違い、通夜がありません。

 

そのため、一日葬は次のような流れで執り行います。

  1. 逝去・安置
  2. 葬儀社と葬儀の打ち合わせ
  3. 葬儀・告別式
  4. 出棺・火葬

 

一日葬には多くのメリットがあります。

例えば、通夜の参列者の対応がなくなり、故人様とゆっくり過ごせます。

また、日程の融通がききやすい、高齢の家族の負担が減る、遠方の親族の宿泊を手配する必要がない、費用を抑えられる、といったメリットも。

 

一方、一日葬は1日しか執り行われないため、その日に参列者の都合がつかない場合は、葬儀に参列できません。

そして、仏教では通夜・告別式・火葬の流れを重視するため、菩提寺によっては許可してもらえない可能性があります。

お世話になっている菩提寺がある場合は、まずは相談してみましょう。

 

また、葬儀社によっては一日葬であっても式場使用料が安くならない可能性があるため、事前に費用を確認しておくと安心です。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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