Blogs葬儀コラム

喪主の知識

2024.06.05

直葬とは?流れやメリット・デメリット、注意点も解説

facebook

X

line

こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭です。

 

葬儀には、さまざまなスタイルがあります。

その中でも非常にシンプルな葬儀である「直葬(ちょくそう)」は、近年増加している葬儀スタイルの一つです。

 

そこで今回は、直葬について解説します。

直葬の内容や流れ、メリット・デメリット、費用目安、注意点などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

骨壷を持つ女性

直葬とは?メリットもご紹介

一般的に、葬儀では通夜式や告別式などを行なった後に火葬を執り行います。

 

葬儀のスタイルの一つである「直葬(ちょくそう)」は、通夜式や告別式は行わず、親族など親しい人たちだけで

火葬のみを執り行う、とてもシンプルな葬儀です。

 

直葬は火葬のみを行うため、「火葬式」とも呼ばれています。

 

以前は豪華な葬儀を行うケースが多かったですが、近年は葬儀の形にこだわらない人や菩提寺(ぼだいじ)との付き合いがないケースの増加、経済的な事情などから、直葬を行うケースが増えています。

 

一般的な直葬は次の流れで行います。

  • お迎え・安置
  • 納棺
  • 出棺
  • 火葬
  • 骨上げ

 

死後24時間以内の火葬が法律で認められていないため、直葬を選んでも、一度自宅など安置場所に運ぶことが一般的です。

 

棺には故人が好きだった物や思い出の品を入れますが、火葬場によって入れられない物が決められているため、納棺前に確認をしておきましょう。

 

火葬の際には火葬炉の前で読経してもらうことも可能です。

火葬後は故人の遺骨を箸で拾う「骨上げ」を行います。

 

直葬を行うメリット

直葬のメリットは次の通りです。

  • 費用を抑えられる
  • 葬儀の期間が短い
  • 負担を軽減できる

 

直葬は通夜式と告別式がないため、葬儀費用を抑えられる点が最大のメリットです。

一般的な葬儀に比べて期間も短くなるため、準備にかかる手間や時間を抑えることもできます。

また、葬儀に参列した方への挨拶や香典返しなども必要ないため、家族の負担を軽減できます。

 

 

直葬の費用目安は?

直葬は一般的な葬儀に比べて費用を抑えることができます。

費用目安は約20万円で、葬儀社に支払う費用と火葬場に支払う費用があります。

 

それぞれの内訳は次の通りです。

 

葬儀社に支払う費用の内訳

多くの葬儀社では直葬のプランを用意しています。

その中には主に次の内容が含まれており、葬儀社によってはオプション費用がかかる場合もあります。

  • 棺・納棺代
  • 骨壺代
  • 枕飾り一式代
  • ドライアイス代
  • 寝台車・霊柩車(れいきゅうしゃ)代
  • 遺体安置保管代

 

火葬場に支払う費用の内訳

火葬場に支払う費用は、下記の2つです。

  • 火葬料金(火葬炉使用料)
  • 待合室使用料

 

 

直葬を行う場合の注意点も確認

喪服を着た女性

直葬を行う場合、次のような注意点があります。

  • 後日トラブルにつながる可能性がある
  • 菩提寺に納骨を断られる可能性がある
  • 安置場所を用意する必要がある

 

親族の中に直葬に反対している人がいたり、親族以外で葬儀への参列を希望している人がいたりする場合に、後から不満が出るケースがあるようです。

そのため、直葬を選択する場合は事前に家族や親族によく理解してもらうことや、葬儀後に弔問(ちょうもん)の機会を設けるなどの対応が必要です。

 

また、付き合いのある菩提寺(ぼだいじ)があって、お墓がそこにある場合は、従来の葬式ではなく直葬を行うと納骨を断られてしまう場合も。

通夜や葬儀といった宗教儀式が行われないため、宗教観を大切にする菩提寺の場合に、快く思われないことがあります。

直葬を行う前に、菩提寺へ相談しておくと良いでしょう。

 

納骨を断られた場合も、葬儀社に相談することで納骨を受け入れてくれるお寺を紹介してもらえることもありますし、公営墓地や納骨堂に納骨する方法を取ったり、散骨や自宅に保管する方法を選ぶことも可能です。

 

そのほか、流れでも少しお伝えしましたが、ご遺体はご臨終の24時間後に自治体の許可を得てから埋葬することが法令で定められています。

直葬の場合も火葬まで最低24時間は安置する必要があるため、安置場所を用意しなくてはいけないことも覚えておきましょう。

 

 

直葬とは火葬のみを執り行うシンプルな葬儀

「直葬(ちょくそう)」とは葬儀のスタイルの一つで、通夜式や告別式は行わず、親族など親しい人たちだけで火葬のみを執り行う葬儀です。

 

近年は葬儀の形にこだわらない人の増加や経済的な事情などから、直葬を行うケースが増えています。

 

直葬の費用目安は、葬儀社に支払う費用と火葬場に支払う費用をあわせて約20万円。

直葬には、「費用を抑えられる」といったメリットのほか、「葬儀の期間が短い」「負担を軽減できる」という特徴があります。

 

直葬を検討しているという方で、もしご不安があれば、天国葬祭へもぜひご相談くださいね。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、「天国葬祭」にぜひお問い合わせください。

facebook

X

line