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喪主の知識

2024.07.24

喪主を二人以上の連名ですることは可能?メリット・デメリットも

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭です。

 

葬儀において重要な役割を持つ喪主。

喪主はさまざまなことをやらなくてはいけないため、複数人で行いたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

そもそも、喪主は二人以上で行なっても良いのでしょうか?

 

そこで今回は、喪主を二名以上の連名で行なっても良いかどうかについて解説します。

喪主の役割や二人以上の連名になるメリット・デメリットなども詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。

葬儀

喪主の役割とは?

喪主とは、葬儀を取り仕切る遺族の代表者で、さまざまな役割があります。

 

通夜や葬儀などの内容を葬儀会社と打ち合わせをして決めたり、僧侶や参列者へ挨拶をしたりと、喪主は葬儀を進める上で重要な役割を担うのです。

ほかにも、火葬の準備や会食の用意、葬儀後は法要を執り行なったり香典返しを手配したりとさまざまな役割があるため、大きな負担を感じることもあるでしょう。

 

喪主の役割については下記コラムでご紹介していますので、詳しくはこちらもご覧ください。

喪主がやることを通夜から葬儀後までわかりやすく解説

 

 

喪主は二人以上が連名でしても大丈夫?

数珠を持つ手元

喪主は二人以上の連名で行なっても問題ありません。

 

また、喪主は誰がやるかについても、法律などで決まっているわけではありません。

一般的に血縁関係が近い人が行います。

 

故人様に配偶者がいる場合は、一般的に配偶者が喪主を行い、健康上の問題で難しい場合は、子どもが務めることが多いです。

故人様に配偶者や子どもがいない場合は、故人様の兄弟や叔父・叔母が務めたり、故人様に家族や親戚がいないのであれば、友人や知人が喪主を務めたりすることもあります。

 

喪主の決め方については下記コラムでご紹介していますので、詳しくはこちらもご覧ください。

喪主は誰がするもの?決め方や喪主のマナーを解説

 

二人以上が喪主を務めるケース

最近は、喪主を二名以上の連名にする葬儀も増えています。

 

喪主を二名以上の連名にする主な理由は次のとおりです。

  • 喪主の負担を軽減するため
  • 健康上の不安があるため
  • 喪主候補が複数いるため

 

先ほどご紹介したように、喪主の役割は多岐にわたるため負担が大きいです。

喪主を複数名で行なって役割を分担することで、喪主一人にかかる負担を軽減できるでしょう。

そして、病気など健康面に問題があり、一人で喪主を担うのが不安な場合に、もう一人喪主を立てるということもあります。

 

また、喪主を務めたいという強い思いを持つ人が二人以上いる場合は、共同で喪主を務める場合もあります。

 

喪主を二人以上の連名にしたときの挨拶の仕方

喪主の大切な役割に、通夜や葬儀での挨拶があります。

 

喪主が複数名いても、一般的に挨拶は一人で行います。

もし挨拶をしたい人が複数いる場合は、通夜と告別式で挨拶をする人を分担すると良いでしょう。

 

 

喪主が二人以上の連名になるメリット・デメリット

喪主を二人以上の連名で務める際は、メリットとデメリットがあります。

それぞれご紹介します。

 

メリット

喪主を二人以上で行うメリットは次のとおりです。

  • 喪主の負担が減る
  • 思いを尊重できる

 

喪主を二人以上で行う最大のメリットは、喪主の負担を軽減できることです。

喪主のさまざまな役割を分担し、スムーズに葬儀を進められるでしょう。

 

また、故人様へ強い思いがあり、喪主を行いたいという方が複数いる場合は、喪主を連名にすることでそれぞれの思いを尊重できます。

 

デメリット

喪主を二人以上で行うデメリットも見ていきましょう。

  • トラブルが起こる可能性がある
  • 手間が増える場合がある

 

喪主を連名にすることで、トラブルが起きる可能性も。

葬儀費用は誰が支払うのかといった金銭トラブルや、誰が決定権を持つかで揉めるなど、喪主が複数いることでトラブルにつながってしまうことがあります。

 

また、喪主が複数人いることで、何かを決める際には話し合う必要があったり、葬儀会社のスタッフがどなたに指示を仰げば良いかわからず手間取ったりする可能性もあります。

 

喪主を二人以上で行う場合は、しっかり話し合い、それぞれが納得した上で進めることが大切です。

 

 

喪主を二人以上の連名にすることは可能

喪主とは、葬儀を取り仕切る遺族の代表者のこと。

一般的には故人様の配偶者や子どもなど、血縁関係が近い人が行います。

 

喪主は二人以上の連名で行なっても問題ありません。

二人以上で行う理由としては、「喪主の負担を軽減するため」や「健康上の不安があるため」「喪主候補が複数いるため」といったことが挙げられます。

なお、喪主が複数名いても、一般的に通夜や葬儀での挨拶は一人で行います。

 

喪主を連名で行う際は、「喪主の負担が減る」「思いが尊重される」といったメリットがある一方で、「トラブルが起こる可能性がある」「手間が増える場合がある」といったデメリットも。

それぞれでしっかり話し合い、納得した上で進めることが大切です。

 

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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