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喪主の知識

2025.12.02

葬儀の打ち合わせで決める内容とは?必要なものや注意点を解説

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の遠藤です。

 

大切な方が亡くなられたあと、ご遺族は葬儀社との打ち合わせを行います。

しかし、「打ち合わせで何を聞かれるのか」「何を準備すればいいのか」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

 

今回のコラムでは、葬儀の打ち合わせの概要や、打ち合わせで決める内容、注意点について分かりやすく解説します。

事前に流れを知っていれば、落ち着いて打ち合わせに臨むことができます。

ぜひ参考にしてください。

お焼香

葬儀の打ち合わせとは?

葬儀の打ち合わせとは、葬儀社の担当者と葬儀の内容や日程、費用などを具体的に決めていく話し合いのことです。

 

突然の出来事で気持ちの整理がつかない中でも、葬儀を滞りなく進めるために欠かせない大切な時間です。

 

打ち合わせのタイミング

葬儀の打ち合わせは、基本的にご遺体の安置が完了したあとに行われます。

病院や施設で亡くなられた場合は、まずは搬送と安置を優先し、そのあとに葬儀社と日程を調整して打ち合わせを行います。

事前相談や生前契約をしている場合は、その内容をもとにした確認が中心となります。

 

打ち合わせの場所

打ち合わせは、故人様を安置している建物・施設内で行います。

ご自宅や葬儀社の控室などで打ち合わせをするのが一般的です。

 

所要時間の目安

打ち合わせにかかる時間は、1時間から2時間程度が目安です。

内容によっては、親族間の意見調整などで時間が長くなることもあります。

 

服装について

葬儀の打ち合わせの服装に厳格な決まりはなく、私服で問題ありません。

喪服を着る必要はなく、落ち着いた色合いの服装であれば十分です。

 

 

葬儀の打ち合わせで決める内容は?

回転灯篭

打ち合わせの中で決めていく主な内容について確認しましょう。

事前に項目を知っておくことで、落ち着いて打ち合わせを進めやすくなります。

 

喪主の決定

葬儀の打ち合わせでは、まず喪主を誰が務めるかを決めます。

喪主は、ご遺族の代表として葬儀を取りまとめる立場です。

一般的には配偶者や長男・長女が務めることが多いですが、ご家族の事情に合わせて決めることができます。

 

喪主の役割や決め方、通夜から葬儀後までに行うことについては、下記コラムでもご紹介しています。

あわせてご覧ください。

喪主がやることを通夜から葬儀後までわかりやすく解説

喪主は誰がするもの?決め方や喪主のマナーを解説

 

宗教・宗派の確認

故人様の宗教や宗派を確認し、それに沿った葬儀形式を決めます。

菩提寺がある場合は、僧侶への連絡や日程調整も必要です。

 

宗派がわからない場合は、葬儀社に相談しながら進めると良いでしょう。

 

葬儀の日程と場所

葬儀の日程は、火葬場や斎場の空き状況、親族の都合、僧侶の予定などを踏まえて決めます。

火葬場は友引の日に休業していることが多く、年末年始も休業するため、希望通りの日程にならないこともあります。

 

遠方から親族を呼ぶ場合は、到着が間に合うように余裕を持った日程にすることも大切です。

 

葬儀の形式と規模

一般葬、家族葬、一日葬、直葬など、どの形式で行うかを決めます。

参列者の人数や、故人様・ご遺族の考えをもとに、葬儀の規模を決定しましょう。

 

葬儀の種類については、こちらのコラムもご参考ください。

葬儀の種類はどう選ぶ?費用と特徴を詳しく紹介

 

葬儀費用と内容

葬儀にかかる費用の見積もりを確認し、内容を決めていきます。

葬儀費用は、一般的に葬儀一式費用、飲食接待費用、返礼品費用の3つに大きく分けられます。

葬儀社から見積書が提示されますので、内訳をしっかりと確認し、不明点があれば、その場で質問することが大切です。

 

追加で発生する可能性がある費用についても確認しておきましょう。

参列者をもてなす飲食費や返礼品などは、葬儀後に加算されて請求となることが一般的ですので、事前に確認しておくと安心です。

 

葬儀の見積もりの見方や注意すべきポイントは、以下のコラムで詳しく解説しています。

葬儀見積もりで注意すべきポイントとは?後悔しない葬儀の準備方法

 

 

葬儀の打ち合わせをする際の注意点

葬儀の打ち合わせをスムーズに進め、後悔のない葬儀にするために、次の注意点に気をつけましょう。

 

可能であれば複数人で参加する

お亡くなりになった直後は、ご遺族の皆さまが精神的にも肉体的にも大きな負担を抱えている状態です。

そのような中で一人で葬儀の打ち合わせに臨むと、十分に考えられないまま判断してしまう恐れがあります。

 

後悔のない葬儀にするためにも、できるだけ複数人で打ち合わせに出席し、家族で相談しながら内容を決めていくことをおすすめします。

 

必要な物を準備しておく

打ち合わせの際には、死亡診断書と印鑑を用意しておきましょう。

役所への死亡届の提出や火葬許可証の受け取りなどの手続きは、葬儀社が代行してくれることが多いため、打ち合わせの際に必要になります。

 

また、遺影用の写真も打ち合わせの段階で求められます。

候補となる写真を複数枚用意しておくとスムーズです。

 

支払い方法や期日を確認する

葬儀費用の支払い方法は、葬儀社によって異なります。

現金払いが基本ですが、銀行振込やクレジットカード決済、分割払いに対応している葬儀社もあります。

 

支払期日についても確認し、必要な金額を期日までに用意できるよう準備しておきましょう。

 

 

葬儀の打ち合わせは落ち着いて臨もう

葬儀の打ち合わせでは、喪主の決定や葬儀の形式、日程、費用など、多くのことを短時間で決めていきます。

突然のことで気が動転している中では、不安や戸惑いを感じるのも無理はありません。

 

事前に打ち合わせの流れや決める内容を知っておくことで、落ち着いて話を進めることができます。

費用の内訳を確認することや、できるだけ複数人で打ち合わせに参加することも大切なポイントです。

 

わからないことは遠慮せず葬儀社に相談し、納得した上で進めることで、後悔のないお見送りにつながります。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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