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喪主の知識

2024.05.28

家族葬はどこまで参列してもらうべき?人数目安やマナーもご紹介

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の徳田です。

 

家族や親しい方で故人をお見送りする家族葬。

家族葬を行う際に、「どこまでの方に参列していただくか」が気になるという方も多いでしょう。

参列していただく範囲を明確にしておかないと「葬儀に参列させてくれなかった」など、思わぬトラブルの原因となることもあります。

 

今回は家族葬ではどこまでの方に参列していただくかについて解説します。

家族葬の際に起こりがちなトラブルを避けるためのマナーについてもご紹介するので、家族葬を検討している方はぜひご覧ください。

葬儀に参列する男性

家族葬は参列者をどこまで呼ぶのが一般的?

まずは家族葬とはどのような葬儀なのかを確認しましょう。

 

家族葬とは

家族葬とは、故人と親しい方を中心にお見送りする比較的新しいスタイルの葬儀です。

「家族」とつくため参列は親族に限られると捉えられがちですが、参列者には親しい友人も含まれます。

 

小規模な葬儀となり、故人とゆっくりお別れの時間を過ごせることが、近年家族葬が選ばれる理由の一つです。

参列者への対応が少なくなり、負担が軽減されることも家族葬のメリットといえるでしょう。

 

家族葬の参列者の人数の目安

家族葬の参列者の範囲に明確な決まりはありません。

家族葬の参列者をどこまで呼ぶかについては、喪主や遺族、故人の意向次第です。

先ほど述べたように、故人と親しかった友人など家族以外の方が参列しても構いません。

 

明確な決まりはありませんが、一般的な家族葬の参列者を確認しておきましょう。

葬儀の規模にもよりますが、2親等以内の遺族や親族が参列者となる場合が多いです。

 

親等とは親族関係の距離を表すもの。

4親等までの親族は具体的には次のとおりです。

  • 1親等:(血族)親、子、(姻族)配偶者の親
  • 2親等:(血族)祖父、孫、兄弟姉妹、(姻族)配偶者の祖父、配偶者の兄弟姉妹
  • 3親等:(血族)曾祖父、ひ孫、おじおば、甥姪
  • 4親等~:(血族)いとこなど

 

葬儀規模別の参列者の目安は次の通りです。

10名程度の場合 遺族と2親等程度までの親族
10~30名程度の場合 遺族と3~4親等程度までの親族
30名以上の場合 遺族、3~4親等程度までの親族と故人が生前親しくしていた友人

 

ただ、これらの範囲はあくまで目安。

参列者の範囲に明確な決まりはありませんので、喪主や遺族、故人の生前の意思などを尊重して参列者を決めてください。

 

故人が交友関係の広い方だった場合、家族葬といえども、50名以上の規模の葬儀になることも少なくありません。

 

 

家族葬でどこまで参列してもらうかのマナーもご紹介

数珠

家族葬は比較的新しい葬儀のスタイルで明確な定義がないため、思いがけないトラブルが起こる可能性があります。

「葬儀に呼んでもらえなかった」というのは、家族葬にありがちなトラブルの一つ。
ここでは、そんなトラブルを防ぐためのマナーをご紹介します。

 

マナー①お呼びしない方への連絡をしっかりと行う

家族葬では、参列者を限定しなくてはいけません。

 

ただ、葬儀にお呼びしない方の中にも「故人と最後のお別れをしたい」という方はいるため、参列できない方の気持ちに配慮することが大切です。

何も言わず家族葬を行うとトラブルの原因になる可能性も。

 

家族葬を行う場合は、参列しない方へ「家族葬のため、参列を辞退していただくこと」をしっかり伝えましょう。

 

マナー②訃報なのか案内なのかをはっきりさせる

故人がなくなった場合、参列しない方にも訃報の連絡を送ることがあります。

その際、訃報の連絡を葬儀の案内と勘違いして、お呼びしていない方が参列してしまうケースがあります。

 

葬儀にお呼びしない方への訃報連絡は、参列に関する意思表示をしっかり行い、訃報なのか葬儀連絡なのかが曖昧にならないようにしましょう。

 

マナー③呼ぶ、呼ばないの判断基準を明確にする

家族葬へお呼びする方、お呼びしない方の明確な判断基準を持ちましょう。

あとから「なぜ自分が呼ばれなかったのか」と問われた際に、しっかりと説明できるように準備しておくことがトラブルの予防になります。

 

お呼びするかどうかを迷った場合は、今後の関係性も考慮して慎重に決めることをおすすめします。

 

 

【参列者向け】家族葬に参列しなかった場合はどうすれば良い?

ここでは、家族葬で参列をしない場合のマナーをご紹介します。

 

香典は控える

家族葬に参列しない場合、香典は控えるのがマナー。

家族葬では香典返しなどを想定していない場合が大半です。

香典を受け取ると香典返しが必要となり、遺族の負担になってしまいます。

 

ただし、家族葬に参列してほしいと連絡をもらったものの葬儀に参列しない場合は、香典を用意しましょう。

遺族が香典辞退の旨を伝えている場合は控えてください。

 

弔電、供花を送る

弔電や供花をお送りすることで弔意を表すことができます。

弔電は故人や遺族に対して哀悼を伝えるための電報です。

 

供花とは、お通夜や葬儀で故人の祭壇の隣に飾られる花のことです。

一般的には葬儀社や花屋に頼むことが多いのですが、個人で選ぶ場合は白い菊やカーネーション、蘭、ゆりなどを選びます。

バラのようなトゲがある花は避けましょう。

 

弔電も供花も、お通夜や葬儀が始まる前に、葬儀が行われる場所へ送ります。

 

弔問する

家族葬に参列しない場合、 後日故人の自宅へ弔問し、弔意を表すこともできます。

お通夜や葬儀の直後は避け、遺族が落ち着いたタイミングで弔問しましょう。

 

一般的には葬儀後の1〜2週間後の時期に行うことが多いです。

 

ただし、故人の訃報の連絡の際に「弔問辞退」の記載があった場合は、弔問も控えるのがマナーです。

 

 

家族葬はどこまで参列するかをしっかり決めるのがポイント

家族葬とは遺族や親族、また故人が生前親しかった友人などで行う比較的小規模な葬儀です。

 

家族葬の場合、トラブルとなりがちなのが参列者の選び方。

家族葬は明確な基準はなく、遺族、故人の方の意思を尊重して決めることができます。

 

参列者に関するトラブルを未然に防ぐために、お呼びしない方への連絡はしっかり行いましょう。

家族葬であることをしっかりお伝えし、参列を辞退していただく旨をはっきり伝えるのがポイントです。

後から参列できなかった理由を問われる可能性もあるため、参列者の決める際の判断基準を明確にしておきましょう。

 

参列者側として押さえておきたいのは、家族葬に参列しなかった場合、香典を送るのは控えることです。

香典の代わりに弔電や供花で弔意を表します。

弔問する場合は、お通夜や葬儀の直後は避け、葬儀後の1〜2週間後の時期に行うのが一般的です。

 

天国葬祭では、個性を大切にした「あの人らしい葬儀だった」と言われるお見送りを心がけており、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行っております。

姶良市・霧島市で家族葬をご検討の方は、「天国葬祭」にぜひご相談ください。

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