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喪主の知識

2024.11.20

家族葬は身内だけでも服装のマナーがある?

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の藤田です。

 

近年、家族葬という葬儀の形式を選択する方が増えています。

家族葬を遺族や親族など身内だけで行う場合、服装マナーはどうなるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回のコラムでは、身内だけで行う家族葬の服装マナーについて解説。

家族葬での喪服の着用の是非や、ふさわしい服装、葬儀の服装が準備できない場合の対応などをお伝えします。

家族葬のマナーとして、ぜひご覧ください。

参列

家族葬の服装は身内だけでも喪服が必要?

家族葬とは、遺族や親族、ごく親しい友人など、故人様の近親者のみで執り行う葬儀です。

 

一般葬と比べて参列者が少ないケースも多いですが、大切な人との最後のお別れの場であることに変わりはなく、葬儀の流れも基本的に同じです。

そのため、特に指定がない限り、服装は一般的な葬儀と同様に喪服を着用するのが望ましいとされています。

 

葬儀に際して喪服を着用して身だしなみを整えることは、故人様と遺族に弔意を示す形の一つです。

また、火葬場などではほかの利用者もいるため、特別な事情がない限り、失礼とならないように身だしなみを整えて参列しましょう。

 

家族葬についてはこちらのコラムでも詳しく解説しています。

家族葬とは?費用目安やメリット・デメリット、注意点などを解説

 

平服で良い場合

高齢の参列者が多く喪服の着用が負担という場合などは、喪主が判断して「喪服ではなく、平服での参列でも良い」とすることもあります。

その場合は、「平服でも良い」という旨を、参列者全員に伝えておくことが大切です。

 

なお、ここでいう平服とは、普段着のことではありません。

正喪服・準喪服よりも略式の装いで、礼服ではない黒やダークグレー、濃紺のスーツ、ワンピース、アンサンブルなどを指します。

 

 

身内だけの家族葬の服装を紹介

喪服は格が高い順から、正喪服、準喪服、略喪服の3種類があります。

正喪服は喪主や遺族が着用し、そのほかの参列者は遺族よりも格を落とした準喪服を着用するのがマナーとなっています。

 

ただし、最近では喪主や遺族も準喪服を着用するケースも増えています。

 

ここでは、身内だけの家族葬での服装について、準喪服に相当する身だしなみをご紹介します。

 

男性の服装

男性は、礼服である黒のフォーマルスーツを着用します。

同じ黒でもビジネススーツとは別物で、光沢が抑えられ、より厳粛な雰囲気のスーツです。

 

具体的な服装のポイントを以下に紹介します。

  • 黒のフォーマルスーツ
  • ワイシャツは白色、光沢のない素材
  • ネクタイは黒無地
  • ネクタイピン、カフスは付けない
  • 靴は黒の革靴で、装飾のないシンプルなデザイン
  • ベルトは金具の目立たない黒いもの
  • 靴下は黒無地

 

女性の服装

女性は光沢感のない黒いワンピース、アンサンブル、スーツなどを着用します。

パンツスーツよりもスカートの方がフォーマルな印象になりますよ。

スカート丈や袖の長さに配慮し、肌の露出が多くならないようにしましょう。

 

具体的なポイントは以下の通りです。

  • 黒の光沢感のない無地ワンピース、アンサンブル、またはスーツ
  • 袖は七分袖から長袖
  • スカート丈は膝下5cm以上
  • ストッキングは黒
  • 靴はシンプルな黒のパンプス

 

子どもの服装

子どもの服装については、年齢や状況に応じて柔軟な対応が可能です。

 

学生の場合は制服を着用します。

制服が黒以外や、明るい色のリボンなどがある場合も、正しく着用していれば問題はありません。

高校卒業以上の学生の場合は、大人と同様に準喪服を着用しましょう。

 

小さな子どもは、喪服を着用しなくても問題ありません。

黒や濃紺、グレー、白の無地でシンプルな服装を心がけ、キャラクターや派手なデザインが入っているものは避けましょう。

 

喪服の種類や葬儀での身だしなみについて、こちらのコラムでも詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

葬式の服装の種類やふさわしい服装とは?身だしなみ・マナーもご紹介

 

 

身内だけの家族葬で葬儀用の服装が準備できないときは?

家族葬

身内だけの家族葬であっても、身だしなみを整えることは大切です。

特に服装の指定がなく、喪服を持っていない場合は、レンタルや購入などで喪服の準備をしましょう。

 

大人の場合は、今後も必要となる可能性も考え、この機会に購入することをおすすめします。

百貨店やショッピングモールのフォーマルスーツ売り場、専門店などへ足を運べば、スタッフから適切な喪服の種類や、サイズ、装いのアドバイスを受けながら選ぶことができますよ。

 

社会人の備え、マナーとして、ぜひ検討してみてください。

 

 

家族葬の服装は身内だけでも喪服が望ましい

身内だけで行われる家族葬であっても、特に指定がないのであれば服装は喪服が望ましいとされています。

 

男性は礼服である黒のフォーマルスーツ、女性は光沢のない黒のワンピースやアンサンブル、スーツの準喪服を着用しましょう。

子どもは制服やシンプルな黒や濃紺の服を着用します。

 

喪主の判断で平服で参列も可とするケースもありますが、その場合もダークカラーのスーツやワンピース、アンサンブルなどを着用しましょう。

 

葬儀の服装マナーは、故人様や遺族に対する弔意の表れです。

身内だけの家族葬といっても、失礼のない身だしなみを心がけましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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