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喪主の知識

2024.06.06

家族葬で弔問辞退する方法とは?例文や注意点をご紹介

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の園田です。

 

家族や近親者のみで故人様をお見送りする「家族葬」。

葬儀が小規模な家族葬の場合、弔問(ちょうもん)を辞退したいという方が多いです。

では、家族葬で弔問を辞退するにはどうしたら良いのでしょうか。

 

今回は、家族葬で弔問辞退する方法について解説します。

弔問辞退をお願いする際の例文や注意点などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

手を合わせる女性

家族葬で弔問辞退をお願いする方法とは?

家族葬とは、家族や近親者など、故人様と親しかった方を中心に少人数で行われる葬儀のこと。

家族葬は参列者が少ないため、故人様と最期のひとときをゆっくりと過ごしながら見送ることができます。

近年、家族葬を選択される方が非常に増えています。

 

家族葬の場合は、弔問(ちょうもん)をお断りするケースが多いです。

 

弔問とは、訃報を受けた方が遺族を訪問してお悔やみを伝えることです。

通夜の前に故人様の安置場所へ訪問する場合が多いですが、葬儀に参列できない場合は、葬儀後に自宅を訪問する場合も。

 

弔問は相手が故人様を思って行うものですので、弔問辞退する際は相手の気持ちに寄り添い、マナーに気をつけながら断りましょう。

一般的に、弔問辞退は故人様が亡くなったあとに、訃報とあわせて文書や口頭で伝えます。

 

家族葬については、下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

家族葬とは?費用目安やメリット・デメリット、注意点などを解説

 

 

家族葬で弔問辞退をお願いする場合の例文をご紹介

前述のとおり、家族葬で弔問辞退をお願いする際は、文書または口頭で伝えます。

弔問辞退する際の伝え方について、文書と口頭のそれぞれ例文をご紹介します。

 

弔問辞退を【文書】で伝える場合の例文

弔問辞退は葬儀前に伝えるケースと、葬儀後に伝えるケースがあります。

 

【文書】で葬儀前に伝える例文

〇月〇日に父〇〇〇〇(享年〇〇歳)が逝去しましたことをご報告いたします

生前の父の希望より 葬儀・告別式は近親者のみで執り行います

恐縮ではございますが 香典 供花 供物 弔問 弔電は、父の希望により固くご辞退申し上げます

生前のご厚誼に深く感謝し 謹んでご通知申し上げます

 

喪主 〇〇〇〇〇

 

葬儀前に弔問辞退を伝える場合は、葬儀の日程や場所などは書かないようにすると、弔問辞退が相手に伝わりやすいです。

また、誤って弔問に来られるのを防ぐことができます。

 

【文書】で葬儀後に伝える例文

〇月〇日に父〇〇〇〇(享年〇〇歳)が逝去しましたことをご報告いたします

誠に勝手ながら 葬儀は生前の父の希望により 〇月〇日近親者のみで執り行いました

故人の希望により 香典 供物 弔問などにつきましては 固くご辞退申し上げます

本来ならば直接ご挨拶を申し上げるところ ご通知が遅れましたことをご容赦ください

生前のご厚誼に深く感謝し 謹んでご通知申し上げます

 

喪主 〇〇〇〇〇

 

弔問辞退を【口頭】で伝える場合の例文

電話などで弔問辞退をお願いする際は、次のような内容を伝えましょう。

 

「せっかくのご厚意ではありますが、父の希望により弔問は辞退させていただきます」

「葬儀への参列と弔問、ご厚意につきましては、父の希望によりご辞退させていただきます」

 

電話などで弔問辞退を伝える場合は、使い慣れていない言葉ではなく、丁寧に話すことを心がけたほうが、相手に伝わります。

 

 

家族葬で弔問辞退をする際の注意点も確認

ご霊前

家族葬で弔問辞退をする際は、次の点に注意しましょう。

 

葬儀に参列されない方には葬儀後に訃報を伝える

葬儀に参列しない方に弔問辞退をお願いする際は、葬儀が終わったあとに訃報とともに伝えると良いでしょう。

弔問をお断りする意思をしっかり伝えることができます。

 

なお、訃報を伝える際は、初七日よりあと、そして四十九日以内に伝えるのが一般的です。

伝える際は、通知が遅くなったことへのお詫びもあわせて記載しましょう。

 

香典を渡された場合の対処法を考えておく

家族葬の場合は、弔問だけではなく香典もお断りするケースが多いです。

香典辞退については、葬儀の案内状や葬儀当日の受付で伝えるのが一般的です。

 

しかし、香典辞退の旨を伝えているのに香典を渡された場合は、それを返したり頑なに断ったりするのは失礼にあたります。

香典を断っても渡したいといわれた場合は、ありがたく受け取り、四十九日以降に香典の半額程度の品物をお返ししましょう。

 

 

家族葬で弔問辞退する際は文書または口頭で伝える

家族や近親者など、故人様と親しかった方を中心に少人数で行われる家族葬。

家族葬の場合は、弔問をお断りするケースが多いです。

弔問辞退をする際は、故人様が亡くなったあとに、訃報とあわせて文書や口頭で伝えるのが一般的です。

 

家族葬で葬儀に参列されない方に弔問辞退をする際は、葬儀後に訃報伝えましょう。

なお、訃報は初七日以降・四十九日以内に伝えるのが一般的です。

 

また、家族葬では弔問とともに香典も辞退するケースが多いですが、香典辞退の旨を伝えても香典を渡したいといわれた場合は、ありがたく受け取りましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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