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参列者の知識

2025.01.23

家族葬で弔電は送るべきか?注意点やマナーを紹介

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の藤田です。

 

家族葬は、近年増えてきた葬儀の形です。

家族葬では、一般参列者は葬儀への参列を辞退することが多いのですが、そんな中で「弔電は送るべきか?」と迷ってしまう方もいると思います。

 

そこで今回は、家族葬における弔電について解説します。

家族葬へ弔電を送るべきかどうかの判断基準や、送る際の注意点などについて詳しくお伝えしますので、参考にしてみてください。

弔電

家族葬に弔電は送るべき?

家族葬は、故人様の家族や親族、親しい友人など、故人様との関係が近い方を中心に執り行う葬儀です。

一般の参列者はお呼びしないため、一般葬よりも小規模であることがほとんどです。

 

家族葬では、故人様と親しい間柄だった方々以外の一般参列者は参列を辞退するよう伝えられます。

葬儀に参列できない場合には、お悔やみの気持ちを伝える電報である弔電を送ることがありますが、弔電を送るべきかどうか迷われる方も多いのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、家族葬であっても弔電を送ること自体は問題ありません。

 

家族葬に参列できなかった場合にも、弔電を送ってご遺族へお悔やみの気持ちを伝えることができます。

故人様との個人的なつながりでお送りしたり、仕事関係者であれば会社として弔電を送ったりすることもあります。

 

 

家族葬に弔電を送る場合の注意点

家族葬でも弔電を送っても問題ありません。

ただし、家族葬に弔電を送る場合に注意したいのは、ご遺族が弔電を辞退していないかという点です。

 

家族葬では、一般参列者をお呼びしないのと同時に、香典や供花も辞退していることがあります。

同様に、弔電もご遺族が受け取りを辞退しているケースがあるため、ご遺族の意向を必ず確認しましょう。

 

会社として訃報の連絡を受けたときにも、会社から弔電を送って良いのか、念のために確認すると安心です。

 

自分が「弔意を伝えたい」「弔電を送りたい」と思ったとしても、ご遺族の意向を無視して送るのはかえって失礼にあたり、ご遺族に負担をかけてしまいます。

 

家族葬においては、ご遺族が弔電を辞退していないことを確認の上でお送りするようにしましょう。

 

 

弔電のマナーを確認

弔電

弔電を送る際に備え、弔電のマナーについても確認しておきましょう。

こちらは家族葬に限らず、一般的な弔電のマナーです。

 

通夜・告別式までに間に合うよう、葬儀場へ送る

弔電は通夜や告別式の場で読み上げられることがあります。

できれば通夜が始まる前まで、少なくても告別式の前までには到着するよう、葬儀場へ送りましょう。

電話やインターネットで当日に到着するよう申し込むことができますよ。

 

故人様の続柄と敬称に注意する

弔電の宛先は喪主様になるため、弔電の文面の中で故人様を言い表す際は喪主様から見た続柄となります。

 

また、敬称についても確認しておきましょう。

  • 喪主様の父:ご尊父様、お父様、父上様
  • 喪主様の母:ご母堂様、お母様、母上様
  • 喪主様の祖父母:ご祖父様、ご祖母様
  • 喪主様の夫:ご主人様、ご夫君様
  • 喪主様の妻:奥様、奥方様
  • 喪主様の子:ご子息様、ご令息様、ご息女様、ご令嬢様  など

 

忌み言葉を使わない

弔電には、死や苦しみ、不幸が繰り返すことを連想させるような「忌み言葉」を使わないのがマナーです。

 

以下のような言葉は、弔電には入れないように注意しましょう。

  • 繰り返す言葉:くれぐれ、またまた、再び、続いて、追って
  • 不吉な言葉:死ぬ、落ちる、苦しい、終わる、数字の4・9  など

 

また、宗派や宗教によって使用を避けるべき言葉があります。

相手の宗教がわからない場合にはあえて使わないのがベターです。

  • 仏教:迷う、浮かばれない
  • 浄土真宗:冥福
  • キリスト教:冥福、供養、成仏
  • 神道:冥福 供養  など

 

弔電の送り方や例文、基本マナーはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

ぜひあわせてご覧ください。

お葬式の弔電の送り方を解説!例文やマナーも紹介

 

 

家族葬に弔電を送るべきかはご遺族の意向による

弔電は、葬儀に参加できなかったときに、ご遺族へお悔やみの気持ちを伝えるために送る電報です。

家族葬に弔電を送ること自体は問題ありません。

 

ただし、ご遺族が弔電の受け取りを辞退してる場合は、ご遺族の意向を尊重し、弔電を送らないようにしましょう。

家族葬では一般参列者の参列と同時に香典や供花を辞退することも多く、弔電の受け取りについても辞退することがあります。

 

ご遺族からの弔電辞退の申し出がない場合は、適切なマナーと配慮をもって弔電を送ることで、故人様を偲び、ご遺族への弔意を伝えることができます。

弔電は、通夜や告別式が始まる前に葬儀場に到着するよう手配し、宛名や敬称、忌み言葉などのマナーにもご注意ください。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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