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参列者の知識

2025.06.16

葬儀の受付を頼まれたときに知っておきたいマナーと準備の流れ

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の徳田です。

 

葬儀の受付を頼まれた際に役割やマナーを知らないと、「ご遺族へ失礼があってはいけない」と不安になってしまいますよね。

 

そこで今回は、葬儀の受付役を頼まれた際の基本的な流れや服装マナー、挨拶の仕方、注意点についてご紹介します。

あらかじめ知識を備えておくことで、当日落ち着いて対応することができます。

葬式の弔問客

葬儀の受付を頼まれたら?何をすれば良い?

受付役は、葬儀で参列者を最初にお迎えする担当です。

ご遺族に代わって参列者にご挨拶し、香典や記帳などに対応する責任ある役目となります。

 

受付の業務とその流れ

当日の主な業務と流れの一例をご紹介します。

準備から葬儀後までの流れを事前に知っておくと、落ち着いて対応できます。

 

①早めに会場入りし、備品の確認と準備をする

葬儀の開始1時間前には会場へ到着し、芳名帳や筆記用具、返礼品の配置などを整えます。

 

②受付役で参列者をお迎えする

「本日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございます」と一礼とともにご挨拶します。

 

③香典を受け取る

香典は必ず両手で受け取り、「恐れ入ります」「お預かりいたします」と一言添えます。

 

④芳名帳への記帳を案内する

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」と、芳名帳への記載を促します。

 

⑤返礼品や会葬礼状を手渡す

「どうぞお持ち帰りください」と声をかけながら、手渡しします。

 

⑥会場内へ案内する

「式はあちらで行います。どうぞお進みください」と会場へ案内します。

 

⑦香典や弔電の引き継ぎ

お預かりした香典や届いた弔電を、会計係や会場責任者、またはご遺族へ引き継ぎます。

 

葬儀の受付役の基本的な業務は香典の受け取りと芳名帳への記帳案内です。

葬儀の規模によっては、弔問客の荷物や上着をお預かりしたり、会場内の詳細な案内を行なったりすることもあります。

受付は参列者にとって最初の接点となるため、ご遺族の代表として心のこもった対応を心がけましょう。

 

受付を任される人とは?

受付役は、近年は葬儀会社のスタッフが担当することもありますが、葬儀の規模や地域の風習などによっては親族や友人、知人にお願いするケースが多いです。

 

その場合は、故人様と比較的関係の遠い親族や友人、会社関係者などの中から依頼されるのが一般的です。

喪主や近親者は式に参列する必要があり、受付業務に専念することが難しいためです。

 

受付は香典という金銭を扱う責任のある役割のため、ご遺族が信頼できる方に依頼されます。

そのため、受付を頼まれるということは、ご遺族からの深い信頼の表れでもあるのです。

 

家族葬の受付役についてはこちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の受付は誰がやる?必要性と依頼のマナー

 

 

葬儀の受付をする際の服装は?

受付役は、ご遺族に代わって参列者と接する立場にあります。

葬儀という厳かな場にふさわしく、清潔感と節度を備えた服装で臨むことが求められます。

男女別に受付役にふさわしい装いについてご紹介します。

 

男性の服装マナー

男性の服装は、一般的な喪服マナーに準じてブラックスーツが基本です。

白無地のワイシャツに、光沢のない黒無地のネクタイを合わせ、靴下や靴も黒で統一しましょう。

 

派手なアクセサリーは避け、腕時計をする場合はシンプルなものを選びます。

髪型や髪色も清潔感を意識し、明るい色は控えるのが無難です。

 

女性の服装マナー

女性も葬儀参列と同様、ワンピースやアンサンブルなど黒の喪服が基本です。

光沢や装飾のある服、派手なアクセサリーは避け、バッグや靴も黒で統一しましょう。

ストッキングは薄手の黒が適しています。

 

真珠の一連ネックレスや結婚指輪は着用可能ですが、それ以外のアクセサリーは控え、髪型はすっきりまとめ、ナチュラルメイクを施しましょう。

 

受付役の服装は、基本的には葬儀に参列する服装と同じです。

葬儀の服装について詳しくは「葬式の服装の種類やふさわしい服装とは?身だしなみ・マナーもご紹介」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

 

葬儀の受付として知っておきたい挨拶と言葉遣い

受付役は、葬儀に訪れた方が最初に接する相手です。

受付役の対応が葬儀全体の印象を左右することもあります。

 

ご遺族や弔問客の気持ちに寄り添えるよう、以下のような挨拶や言葉遣いを覚えておきましょう。

  • 基本の挨拶:「本日はご多用のところご参列いただき、誠にありがとうございます」
  • 雨天時の挨拶:「お足元の悪い中、ご参列いただきありがとうございます」
  • 香典の受け取り:「恐れ入ります。お預かりいたします」
  • 記帳案内:「こちらにお名前とご住所をご記入ください」
  • 返礼品のお渡し:「どうぞお持ち帰りくださいませ」
  • 会場案内:「あちらの会場へお進みください」
  • ご遺族への挨拶:「お悔やみ申し上げます」

 

忌み言葉に注意

葬儀の場では、不幸が続くことや死を連想させるとして避ける「忌み言葉」に注意しましょう。

 

例えば、重ね言葉として「重ね重ね」「いろいろ」「度々」「しばしば」「くれぐれも」「わざわざ」、不幸が続くことを連想させる言葉として、「再び」「また」「続いて」などがあります。

また、死を直接連想させる言葉として「死ぬ」「急死」「生きていたころ」なども使用してはいけません。

 

受付では、これらの言葉を使わないよう注意しながら、落ち着いたトーンで丁寧に話すよう心がけましょう。

 

 

葬儀の受付を頼まれた際に気を付けること

芳名帳にサインする女性

受付役を頼まれた際には、事前に確認しておくこともあります。

また、受付役を引き受けられないときの対応法についても確認しておきましょう。

 

葬儀前に確認すること

受付をスムーズに行うために、葬儀前には次のようなことを確認しておきましょう。

 

葬儀の流れと時間の確認

葬儀の開始時間・出棺時間などのスケジュール、会場の導線やトイレ、駐車場の場所、タクシーの手配場所などを事前に確認しておきましょう。

 

これらは参列者からもよく質問されます。

会場の設備や導線を実際に確認しておくことで、当日の案内業務も安心して行えます。

 

焼香のタイミング

受付が設置されている間は基本的に持ち場を離れることができません。

焼香は葬儀が開始する前に済ませておくか、受付役が複数いる場合は交代で焼香することが多いです。

焼香のタイミングについても確認しておきましょう。

 

葬儀開始前に焼香をする場合は、受付の準備が整ったら、ご遺族や喪主様に「お先にお焼香をさせていただきます」と一声かけてから焼香を行いましょう。

 

香典辞退の場合の対応

香典辞退をお伝えしていても、参列者の中には香典を持参される方もいらっしゃいます。

その際には、「申し訳ございませんが、故人の意向により香典はご辞退させていただいております」と丁寧に対応し、故人様やご遺族の意向に沿った対応を心がけます。

 

ただし、親族の香典は受け取り、一般参列者の香典は辞退するなど、対応をご希望される場合もあります。

事前にご遺族の意向を確認し、統一した対応を取れるよう準備しておきましょう。

 

受付役の依頼を断る場合の対応

やむを得ない事情で受付役を引き受けられない場合は、その場で速やかにお断りしましょう。

一度引き受けてから断ると、ご遺族に負担をかけてしまいます。

 

断る際は、まずお悔やみの言葉を述べてから、「申し訳ありませんが、どうしてもお受けすることができません」と丁寧にお伝えします。

理由を詳しく説明する必要はありませんが、誠意を持って対応しましょう。

 

 

葬儀の受付を頼まれたらマナーに気を付けて信頼に応える対応を

葬儀の受付役は参列者への挨拶から香典の受け取り、芳名帳への記帳案内、返礼品のお渡しまで、葬儀の第一印象を左右する重要な役割を担います。

香典を扱う責任があるため、葬儀の受付を頼まれることは、ご遺族から深い信頼を寄せられている証です。

 

葬儀にふさわしい服装や言葉遣いのマナーに気を付けて対応しましょう。

 

受付役を頼まれた際は、葬儀の流れや焼香のタイミング、香典についての対応などを事前に確認しておくとスムーズです。

もしお引き受けできない場合は、早めにお断りしましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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