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参列者の知識

2024.09.27

お葬式に遅刻しても大丈夫?対処法や香典の渡し方を紹介

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の元山です。

 

お葬式は、急に予定が入るものです。

前もって予定がわかっているものではないことがほとんどでしょう。

そのため、仕事など予定が入っている場合は、遅刻するかもしれないと不安になってしまうかもしれません。

 

そこで今回は、お葬式の遅刻について解説します。

お葬式には遅刻しても大丈夫なのかということから、遅刻する場合の対処法や遅刻した際の香典の渡し方などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

時計を見る男性

お葬式に遅刻は原則NG

お葬式の連絡を受けて参列しようと思っても、仕事などの用事や遠方に住んでいるなどの理由から、間に合わない方もいるでしょう。

しかし、お葬式の遅刻は基本的にNGです。

 

お葬式の遅刻が厳禁な理由は、主に次のとおりです。

  • 時間が決まっている
  • 時間によっては出棺してしまう
  • 斎場が閉館している可能性がある
  • お葬式の雰囲気を壊してしまう
  • 宗教者に対して失礼になる
  • ご遺族の負担になる

 

まず、葬儀は通夜や告別式、火葬と、すべての時間が決まっており、基本的に定刻通り進めていきます。

そのため、遅刻する時間によっては、すでにお葬式が終わっていたり、故人様がすでに出棺していたり、すでに斎場が閉館していたりする可能性もあります。

 

そして、お葬式は非常に厳粛な雰囲気の中で執り行われます。

途中で入室すると、お葬式の雰囲気を壊してしまう恐れがあるほか、僧侶など宗教者に対して失礼になるため、途中入室は避けたほうが良いでしょう。

 

なお、お葬式の遅刻は、さまざまな準備をする必要があるご遺族にとっても負担となります。

遅い時間の弔問になる場合は、その日は弔問せずに、翌日以降の葬儀や告別式に出席したほうが、ご遺族様の負担にならないでしょう。

 

お葬式に遅刻しないための対策

仕事関係の出席が多いなど葬儀に出ることが多い場合は、遅刻しないように、職場に黒ネクタイや黒ストッキング、香典袋など、葬儀に必要なものを準備しておくのがおすすめです。

職場から直接お葬式に駆けつけられるため、職場から一度自宅に戻ってお葬式に参列する準備をするよりも、早く参列することができます。

 

 

お葬式にやむを得ず遅刻する場合の対処法

スマホを操作する女性

やむを得ずお葬式に遅刻してしまう場合は、まずは斎場に連絡をしましょう。

ただし、ここで大切なのは遅刻の連絡をする相手。

ご遺族は非常に忙しいため、ご遺族に直接連絡をするのは避けてください。

 

必ず、葬儀・告別式が始まる前に斎場に電話をして遅刻の旨を伝えましょう。

そうすることで、斎場のスタッフがご遺族に伝えてくれます。

 

葬儀会場が自宅の場合は、遅刻の連絡はしないほうがご遺族の負担になりません。

 

遅刻時の対処法は遅刻する時間によって異なる

葬儀・告別式が開始されてから何分遅刻するかによって、対処法が異なります。

 

15〜30分ほどの遅刻であれば、係の人にお悔やみの言葉と遅刻のお詫びを伝え、タイミングを見て式場内に案内してもらい、入場しましょう。

宗教者が読経などを行なっている間は入場できない可能性があるため、必ず係の人の指示に従ってください。

 

45分ほど遅刻する場合は、喪主による最後の挨拶が行われている可能性が高いです。

挨拶の途中で入室するのは失礼にあたるので、係の人の指示に従って挨拶後に入室し、お焼香から参列しましょう。

 

なお、1時間以上遅刻する場合は、お焼香も終わっている可能性が高いため、お葬式を欠席するのが望ましいです。

 

お葬式を欠席する場合の連絡方法やマナーなどについては下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

お葬式は欠席できる?欠席のマナーや注意点を紹介

 

また、お通夜に遅刻する場合で21時以降に斎場に到着になりそうであれば、開始後何分かにはかかわらず、欠席するのが望ましいです。

あまりにも遅い時間に弔問するのは、ご遺族に負担をかけてしまいます。

葬儀・告別式に参列するなど、あらためて弔問しましょう。

 

 

お葬式に遅刻したときの香典の渡し方

お葬式に遅刻した場合、受付が開いているかどうかによって対応が異なります。

  • 受付が開いている場合:記帳して受付に香典を渡す
  • 受付が終了している場合:喪主・ご遺族に直接渡す、後日、喪主の自宅に伺って香典を渡す、現金書留で喪主の自宅に送る

 

受付が終了している場合、喪主またはご遺族に直接渡せる場合は、お渡ししてもかまいません。

 

ただ、仕事関係の葬儀で喪主やご遺族のお顔をはっきり存じ上げなかったり、紛失が心配であったりする場合は、日をあらためて喪主の自宅を訪問し、直接香典をお渡しするという方法もあります。

 

なお、遠方に住んでいるなどの理由からお葬式で香典を渡せない場合は、現金書留で喪主の自宅に送ります。

 

現金書留でお送りする場合は、お悔やみとお詫びの手紙も同封するようにしましょう。

 

 

お葬式の遅刻は基本的にNG!遅刻時は時間別で対応が異なる

お葬式の遅刻は、お葬式は時間が決まっていたり、お葬式の雰囲気を壊してしまったり、ご遺族の負担になるなどの理由から、原則NGです。

 

しかし、やむを得ずお葬式に遅刻してしまう場合は、まずは斎場に連絡をして遅刻の旨を伝えましょう。

なお、葬儀・告別式が開始されてから何分遅刻するかによって、対処法が異なります。

 

15〜30分ほどの遅刻であれば、係の人にお悔やみの言葉と遅刻のお詫びを伝え、タイミングを見て式場内に案内してもらい、入場します。

45分ほど遅刻する場合は、係の人の指示に従って挨拶後に入室し、お焼香から参列しましょう。

なお、1時間以上遅刻する場合は、お焼香も終わっている可能性が高いため、お葬式を欠席するのが望ましいです。

 

お葬式に遅刻してすでに受付が終了している場合は、喪主やご遺族に直接お渡しするか、後日喪主のご自宅に届くように手配しましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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