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2026.01.15

葬儀に時計は着けて良い?選び方とマナーを解説

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の元山です。

 

葬儀に参列する際、「腕時計を着けていっても大丈夫だろうか」「どんな時計なら失礼にならないのだろう」と迷う方も多いのではないでしょうか。

時間を確認するために必要な腕時計ですが、葬儀という厳粛な場ではマナーに配慮した選び方が大切です。

 

今回は、葬儀における時計の着用マナーや適切な時計の選び方、注意すべきポイントについて詳しくご紹介します。

腕時計

葬儀に時計は着けて行っても良い?

葬儀に腕時計を着用することは、基本的には問題ありません。

ただし、どのような時計でも良いというわけではありません。

 

ここでは、葬儀における時計着用の考え方について解説します。

 

葬儀に時計を着けて行くことはマナー違反ではない

葬儀において、腕時計を着用することはマナー違反にはあたりません。

 

腕時計は時間を確認するための実用品という認識のため、葬儀の場でも身に着けて良いものとされています。

式の進行に合わせて行動するためには、時間を把握することが必要な場面もあります。

腕時計であればさりげなく時間を確認できるため、周囲に配慮しながら時間管理ができるでしょう。

 

とはいえ、どのような腕時計でも良いわけではなく、葬儀にふさわしい控えめなデザインを選ぶことが大切です。

 

スマートウォッチの扱いについて

スマートウォッチは、葬儀の場では控えたほうが良いでしょう。

スマートウォッチはカジュアルな印象が強く、通知機能によって画面が光ったり振動したりすることで、式の雰囲気を乱してしまう可能性があるためです。

 

どうしてもスマートウォッチを着用する必要がある場合は、以下の点に配慮しましょう。

  1. 通知機能を完全にオフにする
  2. 文字盤をシンプルなデザインに設定する
  3. 黒や濃いグレーなど、目立たない色のベルトを選ぶ
  4. 画面の明るさを最小限に抑える

 

ただし、これらの配慮をしても、アナログの腕時計と比べると葬儀の場にはふさわしくないと考える方もいらっしゃいます。

可能であれば、シンプルなアナログ時計を着用するのが良いでしょう。

 

 

葬儀に着けて行ってOK?NG?時計の選び方

葬儀に着用する腕時計は、形やデザイン、色や素材によって適切なものと避けるべきものがあります。

ここでは、葬儀にふさわしい時計の条件と、避けるべき時計の特徴について詳しく解説します。

 

葬儀にふさわしい時計の条件

葬儀に着けていくのにふさわしい時計の条件は、簡単にいえば「シンプルで控えめなもの」です。

ここではもう少し掘り下げて、ふさわしい条件を見ていきましょう。

 

形とサイズ

葬儀の場に最も適した腕時計の形は、ラウンド型(丸型)です。

クラシカルで落ち着いた印象を与えるため、どのような葬儀の場でも安心して着用できます。

 

スクエア型(四角型)やレクタンギュラー型(長方形)も、シンプルなデザインであれば問題ありません。

 

サイズは、袖口にすっきりと収まる大きさが理想的です。

大きすぎる腕時計は存在感が強く、カジュアルな印象を与えてしまいます。

 

ベルトの色と材質

ベルトは黒革が適しています。

喪服との調和が良く、上品で控えめな印象を与えるため、葬儀の場にふさわしいといえるでしょう。

革製品は「殺生を連想させる」という考え方もありますが、革靴や革製のバッグと同様に、実用品として現代では許容されています。

 

シルバーのメタルブレスレットも選択肢の一つです。

ただし、光沢が強すぎるものは避け、マットな仕上げや控えめな輝きのものを選びましょう。

 

濃い茶色の革ベルトも許容される傾向にありますが、黒のほうが無難です。

 

文字盤の色

文字盤の色は白、または黒が基本とされています。

 

白の文字盤は清潔感があり、喪服との対比でも目立ちすぎず、フォーマルな印象を与えます。

男性の場合は、黒のスーツの下に白いシャツを着ることから、白の文字盤が自然になじむでしょう。

 

黒の文字盤も葬儀には適しています。

女性の場合は、ブラックフォーマルとの統一感から、黒の文字盤を選んでも違和感がありません。

 

シンプルなシルバーの文字盤も許容範囲ですが、ベルト同様、光沢が強すぎないマットな仕上げのものを選びましょう。

 

ケースの素材と色

ケース(時計本体の外枠)は、ステンレスやチタンなどのシルバー系素材が適しています。

落ち着いた印象を与え、喪服とも調和しやすいためです。

仕上げについては、鏡面仕上げよりもサテン仕上げなど、艶を抑えたものが望ましいでしょう。

 

葬儀に着けていくのを避けるべき時計

一方で、葬儀に着けていくのを避けるべき腕時計もあります。

 

避けるべき色

下記の色は華美な印象を与え、葬儀の厳粛な雰囲気にそぐわないため、控えたほうが賢明です。

  1. ゴールド、ピンクゴールド、ブロンズなどの金色系
  2. 鮮やかな赤、青、緑、黄色などのカラフルな色
  3. ピンクやパープルなど華やかな色

 

避けるべきデザイン

派手な装飾やデザイン性の強い時計は、アクセサリーとしての側面が強く、葬儀にはふさわしくありません。

  1. ダイヤモンドなど宝石が散りばめられたもの
  2. キラキラと光る装飾が施されたもの
  3. 左右非対称など特殊な形状のもの
  4. ブランドロゴが大きく目立つもの

 

サイズについても、過度に大きいものや厚みのあるものは避けてください。

 

避けるべき機能とタイプ

以下のような機能やタイプの時計も、葬儀では避けるのが望ましいです。

 

<クロノグラフ機能>

ストップウォッチ機能を備えたクロノグラフは、文字盤に複数のサブダイヤルがあり、複雑で装飾的な印象を与えます。

スポーツやカジュアルシーン向けの印象が強いため、葬儀の場には適していません。

 

<スポーツウォッチ>

高い防水機能のついたスポーツウォッチは、デザインが大きく目立つため避けましょう。

カラフルなデザインであることも多く、厳粛な場にはふさわしくありません。

 

<デジタル時計>

デジタル表示の時計は、カジュアルな印象が強いため、葬儀では控えるのが無難です。

アナログ時計の方が、フォーマルで落ち着いた印象を与えます。

 

<スマートウォッチ>

前述のとおり、スマートウォッチは基本的に避けるべきです。

通知機能や画面の光が式の雰囲気を乱す可能性があるため、アナログ時計を選びましょう。

 

 

葬儀の時計に関するマナーを確認!

参列

葬儀における時計に関するマナーや注意点を解説します。

 

スマホで時計を確認しない

葬儀の最中に、スマートフォンを取り出して時間を確認するのはマナー違反です。

静かな式場でスマートフォンを操作する音や動作は目立ちやすく、周囲の方に不快な印象を与えてしまいます。

 

また、スマートフォンを見ている姿は「葬儀に集中していない」と受け取られかねません。

時間を確認する必要がある場合は、腕時計でさりげなく確認するか、式場の壁時計を利用しましょう。

 

式の進行については、葬儀社のスタッフや司会者が適切に案内してくれるため、過度に時間を気にする必要はありません。

 

時計のアラームが鳴らないようにする

腕時計にアラームや時報の機能が付いている場合は、必ず事前にオフにしておきましょう。

式の最中に突然アラーム音が鳴ってしまうと、厳粛な雰囲気を乱し、ご遺族や他の参列者に大変失礼にあたります。

特に、お焼香や黙祷など、静寂が求められる場面でアラームが鳴ってしまうと、周囲に迷惑をかけてしまいます。

 

デジタル時計やスマートウォッチを使用する場合は、音や振動の設定を確認し、完全に無音にしておくことが大切です。

 

お焼香する手とは反対側に着ける

腕時計は、利き手と反対の腕に着けるのが基本的なマナーです。

受付で記帳する際や、お焼香をする際に、利き手を使うことが多いためです。

利き手に腕時計を着けていると、記帳台やお焼香の道具に時計が当たり、音が鳴ってしまう可能性があります。

 

利き手と反対の腕に着用していれば、このような不要な音を防げるでしょう。

 

時間を確認する場合は控えめに

葬儀の最中に何度も腕時計を見る行為は避けるべきです。

頻繁に時計を確認していると「早く終わってほしいと思っている」「時間を気にしている」といった印象を与えてしまいます。

どうしても時間を確認する必要がある場合は、人目に触れないよう、さりげなく確認しましょう。

 

適切な時計がない場合は着けずに行く

葬儀にふさわしい時計を持っていない場合は、無理に着用する必要はありません。

派手なデザインやカジュアルな時計しか持っていない場合は、着けずに参列するほうが適切な判断といえるでしょう。

 

会場までの移動中に時間を確認したい場合は、会場に着いたら腕時計を外し、バッグやポケットにしまっておく方法もあります。

式場内には壁時計が設置されていることも多いため、必要なときは会場の時計で時間を確認できます。

 

なお、葬儀の持ち物全般については「お葬式で必要な持ち物は?あると良いもの、注意点も解説」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてくださいね。

 

 

葬儀で時計を着ける際は控えめなデザインで故人様への敬意を

葬儀において、腕時計を着用すること自体はマナー違反ではありません。

時間を確認するための実用品として、結婚指輪と同様に身に着けて良いものとされています。

 

ただし、葬儀の場にふさわしい控えめなデザインを選ぶことが大切です。

ラウンド型のシンプルな形状、黒の革ベルトまたはシルバーの金属系ブレスレット、白または黒の文字盤が基本となります。

ゴールドやカラフルな色、派手な装飾、スポーツウォッチ、スマートウォッチなどは避けましょう。

 

また、着用時のマナーとして、スマートフォンでの時間確認は控えてください。

アラーム機能はオフにし、利き手と反対の腕に着け、頻繁に時計を見ないよう配慮することが重要です。

適切な腕時計がない場合は無理に着用する必要はありません。

 

故人様やご遺族への敬意を第一に考え、場にふさわしい装いを心がけましょう。

 

天国葬祭では「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

 

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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