Blogs葬儀コラム

喪主の知識

2026.02.04

娘さんしかいない場合の喪主は誰?優先順位と決め方のポイント

facebook

X

line

こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の元山です。

 

大切な方が亡くなられたとき、「娘しかいないけれど、喪主はどうすれば良いのだろうか?」と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

今回のコラムでは、娘さんしかいない場合の喪主の決め方や優先順位、注意すべきポイントについてわかりやすく解説します。

事前に知識を持っておくことで、いざというときに落ち着いて対応できますので、ぜひ参考にしてください。

喪服を着た女性

娘さんしかいない場合の喪主は誰がつとめる?

喪主を決める際「女性が務めても良いのか」と迷われる方がいらっしゃいますが、結論から申し上げると、娘さんでも喪主を務めることは可能です。

ここでは、喪主の一般的な優先順位や、娘さんが喪主になるケースについて詳しくご紹介します。

 

娘さんが喪主になっても問題ない

娘さんが喪主を務めることは、何の問題もありません。

かつて日本には家督相続制度があり「喪主は長男が務めるもの」という考え方が根強くありました。

 

しかし、この制度は1947年に廃止されており、現在では性別に関係なく喪主を決められます。

近年では少子化の影響もあり、「子どもが娘だけ」というご家庭も増えています。

 

そのため、女性が喪主を務める葬儀は珍しくなく、むしろ一般的になってきているのです。

大切なのは、故人様との関係性や、葬儀を滞りなく進められるかどうかという点です。

娘さんであっても、故人様をよく知る立場であれば、喪主としてふさわしいといえるでしょう。

 

喪主を決める際の一般的な優先順位

喪主を決める際の一般的な優先順位は、次のようになっています。

 

  1. 遺言で指名された人
  2. 故人の配偶者
  3. 長男
  4. 次男以降の男子
  5. 長女
  6. 次女以降の女子
  7. 故人の両親
  8. 故人の兄弟・姉妹

 

この優先順位はあくまで目安であり、法律で定められているわけではありません。

 

実際には、ご家族の状況や故人様との関係性を踏まえて、柔軟に決めることが大切です。

娘さんしかいない場合は、配偶者の次に長女が候補となります。

配偶者が高齢だったり体調面で不安があったりする場合、娘さんが喪主を務めるのも自然な流れです。

 

喪主の役割や決め方については「喪主は誰がするもの?決め方や喪主のマナーを解説」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてくださいね。

 

娘さんが喪主になるケース

娘さんが喪主を務めることになる状況は、ご家庭によってさまざまです。

ここからは、娘さんが喪主を務めることが多いケースをご紹介します。

 

子どもが娘さんだけの場合

「子どもが娘のみ」という場合は、長女が喪主を務めるのが適切でしょう。

一般的には年長者である長女が喪主に選ばれますが、次女や三女が喪主になっても何ら問題はありません。

 

ご家族の意向で娘さんが選ばれた場合

長男がいても、さまざまな理由で娘さんが喪主を務めることがあります。

長男が遠方で暮らしていて頻繁に帰れない、病気療養中で喪主を務めるのは負担が大きいなど、喪主を任せるのが難しい理由がある場合です。

 

また、故人様と一緒に暮らしていた娘さんや長年介護を担ってきた娘さんであれば、最後まで見送る役割を担うことが自然だとご家族が判断することもあります。

社会的な立場や対人スキルなど、葬儀を円滑に進められる適性を考えて選ばれることもあるでしょう。

 

故人様の希望があった場合

喪主は娘さんに任せたいという希望を、生前に故人様ご本人が遺言書やエンディングノートに記していたり、直接「あなたに頼みたい」と伝えていたりする場合もあります。

故人様の意思が明確であれば、それを尊重して娘さんが喪主を務めることになります。

 

長男が辞退した場合

長男であっても、体調面の不安や仕事の都合、故人様との関係性など、さまざまな事情があります。

喪主を引き受けることを辞退された場合は、ほかのご家族にお願いすることも可能です。

喪主には責任が伴いますので、ご自身が納得してその役割を引き受けられる方が務めることが、葬儀を滞りなく進めるためにも大切といえます。

 

婿養子がいる場合の喪主

娘さんの夫が婿養子として実家に入っている場合は、婿養子が喪主を務めるのが一般的です。

婿養子は、法律的には実子と同じ扱いになります。

 

ただし、これもあくまで一般的な考え方であり、ご家族の事情によって柔軟に決めるのが良いでしょう。

 

 

娘さんしかいない場合に喪主になるのにふさわしいのは誰?

参列

娘さんが喪主であっても問題はありませんが、状況によっては娘さん以外が適任という場合もあります。

ここでは、喪主にふさわしい人の選び方や、複数人で務める方法についてご紹介します。

 

娘さんが複数いる場合の優先順位

娘さんが複数いる場合、一般的には長女が第一候補となります。

しかし、必ず長女でなければならないわけではありません。

例えば、長女が遠方に住んでいてすぐに対応できない場合や、体調面で不安がある場合、経済的な負担が難しい場合などは、長女以外が喪主を務めることもあります。

 

娘さんが結婚している場合の選択肢

娘さんが結婚しているときは多くの場合、娘さん本人、もしくは娘婿が喪主を務めます。

特に娘さんが一人っ子で嫁いでいる場合、娘婿が喪主を務めるケースがよく見られます。

娘婿が故人様と親しく付き合ってきた場合や、娘さん本人が喪主を務める自信がない場合などは、娘婿が引き受けることもあるでしょう。

 

娘さんが拒否した場合や独身の場合

娘さんが喪主を引き受けられない場合や、何らかの事情で務めるのが難しい場合もあるでしょう。

そのような場合は、故人様の兄弟・姉妹が候補になります。

 

また、親族がいない場合や、親族に頼れない場合には、故人様と親しかった友人が「友人代表」として喪主を務めることも可能です。

 

喪主を複数人で務める方法

喪主は一人でなければならないという決まりはありません。

複数人で役割を分担し、共同喪主となることも可能です。

例えば、高齢の配偶者が喪主の挨拶を行い、娘さんが葬儀の準備や費用の負担を担当するといった分担もできるでしょう。

 

喪主の役割は多岐にわたり、精神的な負担も大きいものです。

一人で全てを背負うのではなく、家族で協力し合って進めることで、負担を軽減できます。

 

喪主を二人以上で務める方法については「喪主を二人以上の連名ですることは可能?メリット・デメリットも」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてくださいね。

 

施主を立てる方法もある

喪主とは別に、施主を立てるという方法もあります。

喪主は葬儀の儀式を取り仕切る役割を担い、施主は葬儀費用を負担する役割を担えば、お互いの負担を軽減できます。

例えば、娘さんが喪主として儀式を進行し、別のご家族が施主として費用面をサポートするといった形です。

 

喪主と施主の違いについては「喪主と施主の違いを理解して適切な役割分担を」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてくださいね。

 

 

喪主になるのが娘さんしかいない場合の注意点

相談

娘さんが喪主を務める場合には、スムーズに葬儀を進めるために注意すべきポイントがいくつかあります。

ここでは、娘さんが喪主を務める際に気をつけたいことをご紹介します。

 

事前に親族の同意を得ておく

昔ながらの考え方を持つ親族の中には、「喪主は男性が務めるべき」という考えを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

葬儀の場でもめ事が起きないよう、娘さんが喪主を務めることを事前に伝え、理解を得ておくことが大切です。

 

故人様の遺言で指名されている場合や、配偶者の推薦がある場合など、理由を明確に説明すると理解を得やすくなります。

特に、故人様の血縁者や主要な親族には、丁寧に説明しておくと安心です。

 

娘さんが喪主を務める際の娘さんの夫の役割

葬儀では、受付対応や参列者の案内、僧侶との連絡など、さまざまな役割があります。

娘さんが結婚されている場合は、これらの役割を夫と分担することで、負担を軽減できるでしょう。

また、精神的なサポートも大切です。

大切な親を亡くした悲しみの中で葬儀を進めることは、心身ともに大きな負担となります。

夫が寄り添い、支えることで、娘さんは安心して喪主の役割を果たせます。

 

葬儀費用や運営の権限を明確にする

喪主がどこまで決定権を持つのか、事前に明確にしておくことも大切です。

葬儀社との打ち合わせ、葬儀プランの選択、費用の負担など、喪主が担う役割は多岐にわたります。

 

家族や親族の意見を聞きながら進めることも大切ですが、時間的な余裕がない中で、全てを相談していては進まないこともあります。

あらかじめ役割分担や権限を決めておくことで、親族間のトラブルを防げるでしょう。

 

喪主の具体的な役割については「喪主がやることを通夜から葬儀後までわかりやすく解説」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてくださいね。

 

不安なことは葬儀社に相談する

喪主を初めて務める方にとって、わからないことや不安なことがあるのは当然です。

一人で抱え込まず、葬儀社のサポートを積極的に活用しましょう。

葬儀社は、葬儀のプロとして、準備から当日の進行、葬儀後の手続きまで、丁寧にサポートしてくれます。

 

また、事前相談をするのもおすすめです。

葬儀の流れや費用、喪主の役割などを事前に確認しておくと、いざというときに慌てず安心です。

プロのアドバイスを受けながら進めることで、後悔のない葬儀を執り行えるでしょう。

 

 

娘さんしかいない場合の喪主は家族や親族と話し合って決めよう

亡くなった方に娘さんしかいない場合は、多くの場合長女が喪主を務めます。

ですが、娘婿や故人様の兄弟・姉妹が務めることも不自然ではありません。

大切なのは、家族や親族でよく話し合い、誰が喪主としてふさわしいかを考えることです。

 

また、喪主は一人で務める必要はなく、複数人で役割を分担することもできます。

 

娘さんが喪主を務める際には、まずは親族の同意を得ることが大切です。

あわせて、夫のサポートを仰ぎつつ、葬儀社の専門的なアドバイスも活用しながら、無理のない体制で準備を進めていきましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

facebook

X

line