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喪主の知識

2025.10.14

喪主の妻がやることとは?役割から服装まで徹底解説

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こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の徳田です。

 

夫が喪主を務めることになったとき、妻としてどのように振る舞えば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。

葬儀において喪主の妻には、喪主を支える大切な役割があります。

参列者への対応から身だしなみまで、気を配る場面は多くあります。

 

今回は、喪主の妻が担うべき役割や知っておきたいマナー、服装のポイントまで詳しく解説します。

香典

喪主の妻に求められる役割とは

喪主を務める夫を支える妻には、主に3つの役割が求められます。
それぞれの役割を理解し、状況に応じて落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

 

来客対応と家事のサポート

喪主の妻は、一般的に来客への対応や家事全般のサポートをすることが多いです。
僧侶や参列者へのお茶出し、葬儀前に集まる親族の食事準備などを行います。

 

お茶を出す際は、相手から見て左に茶菓子、右にお茶を置くのが基本です。
この作法は法要の際にも役立つため、覚えておくと安心です。

 

また、夫の実家など慣れない場所で対応が必要な場合は、事前に近親者へ一声かけてから取り掛かると良いでしょう。
ちょっとした配慮で、余計な誤解やトラブルを防ぐことができます。

 

金銭管理

喪主は葬儀の進行で忙しくなりがちなので、香典や葬儀費用など、金銭の管理は喪主の妻が行うことが多いです。

 

喪主へのサポート

喪主である夫の心身を支えることも妻の大切な役割です。
喪主が担うべき業務を把握し、必要に応じて作業を分担・確認すると安心です。

 

喪主は悲しみの中で多くの責任を背負います。
葬儀後は十分な休息をとれるよう、気遣いを忘れないようにできると良いですね。

 

喪主の役割について詳しく知りたい方は、こちらのコラムもご参考ください。

喪主がやることを通夜から葬儀後までわかりやすく解説

喪主は誰がするもの?決め方や喪主のマナーを解説

 

 

喪主の妻がやること

手を合わせる女性

喪主の妻は、葬儀の準備から式当日、葬儀後の法要まで、さまざまな場面で動くことになります。

事前に流れを知っておくと、いざというときにも落ち着いて対応しやすくなります。

 

ここでは、喪主の妻が行うことを、葬儀前から葬儀後まで時系列でご紹介します。

 

葬儀前の準備

まず、遺体を安置するスペースを整えます。
自宅や実家に安置する場合は、玄関や廊下の片付け、搬入経路の確保を行います。

 

服装と身だしなみの準備も重要です。
喪服を早めに用意し、髪型を整え、ネイルを落とすなど清潔感のある装いを整えましょう。

 

また、白いシーツや枕カバー、来客用の座布団なども必要に応じて準備します。
自宅で枕経や法要を行う場合は、僧侶用の座布団や茶器、おしぼりなども揃えておくと安心です。

 

葬儀社選びは夫と相談し、事前に見積もりを確認しておくとスムーズです。
不安なことは葬儀社に早めに相談しておきましょう。

 

逝去後から葬儀まで

逝去後は、病院での精算と死亡診断書の受け取りを行います。
遺体を安置したら、枕飾りや枕花、枕飯、枕団子などを準備します。

 

葬儀社との打ち合わせには喪主とともに参加し、見積もりや費用面を確認しておきます。
日程が決まったら、訃報の連絡や職場、お子さまがいらっしゃる場合は学校への連絡を行います。

 

この時期は、葬儀の流れを把握し、必要なものをリスト化しておくと安心です。
枕花やお布施袋、白封筒、軽食など、必要に応じて用意しておきましょう。

 

通夜・葬儀当日

通夜・葬儀当日は、参列者への案内や受付補助、僧侶対応など多忙になります。

控室では、高齢の親族には膝掛けや座布団を、小さな子どもには絵本やお菓子を用意すると心配りが伝わります。

 

香典の仕分けは「香典」「立替」「領収」の3種類に分けておくと、後の整理がスムーズです。

通夜振る舞いや精進落としでは、参列者への給仕や後片付けも丁寧に行いましょう。

 

葬儀後から四十九日まで

葬儀後も、やるべきことが続きます。
お世話になった方々への挨拶回りを行い、香典返しやお礼状の準備を進めます。

 

遺品整理や形見分けのほか、初七日や四十九日の法要手配も必要です。
喪主が行う各種手続きを支えながら、無理のないペースで進めていきましょう。

 

喪主も心身の疲れが残る時期です。
休息を促しながら、夫婦で協力して過ごしてくださいね。

 

 

喪主の妻が押さえておきたい葬儀マナーと振る舞い

お焼香

役割や流れがわかっても、「自分はどう振る舞えば良いのか」と不安に感じる方も多いかもしれません。

喪主の妻は、参列者や親族と接する機会が多い立場だからこそ、基本的なマナーを押さえておくことが大切です。

 

ここでは、特に意識しておきたい葬儀でのマナーと振る舞いのポイントをご紹介します。

 

席順と着席位置

葬儀での席順は、喪主の隣に妻が座るのが基本です。
最前列は、喪主、喪主の配偶者、子ども、故人様の配偶者、喪主の兄弟姉妹、故人様の兄弟姉妹の順となります。

 

地域や宗派によって異なる場合もあるため、不明な点は親族や葬儀社に相談すると安心です。

​​

席順については「葬儀の席順のマナーをご紹介!地域による決まり事や注意点も解説」で詳しくご紹介しておりますので、あわせてご確認ください。

 

焼香の作法

焼香は、喪主の次に妻が行います。
その後に続く人の見本となるため、基本の作法を確認しておきましょう。

 

焼香は、焼香台の前で一礼し、数珠を左手に持って右手で抹香をつまみ、額の高さまで上げて香炉に落とします。
再度一礼して席に戻りましょう。

 

宗派によって回数や手順が異なるため、事前に確認をしておくと安心です。

 

詳しい作法については、こちらのコラムもご参考ください。

焼香のやり方とは?基本のマナーや宗派ごとの違いを解説

 

 

喪主の妻の服装・身だしなみと持ち物

手を合わせる女性

葬儀の場では、派手さを控え、故人様や参列者への配慮が感じられる装いが求められます。

とくに喪主の妻はご遺族の代表に近い立場になるため、服装や髪型、持ち物にも気を配ることが大切です。

 

この章では、喪主の妻としてふさわしい服装の選び方と、身だしなみ・持ち物のポイントを解説します。

 

服装の選び方

近年は洋装を選ぶ方が多く、特別な要望がなければ洋装で問題ありません。
通夜や家族葬では準喪服でも良いですが、一般葬では格式の高い正喪服が望ましいとされています。

 

洋装の場合、光沢のない黒無地のワンピースやアンサンブルが基本です。
装飾の少ないデザインを選ぶと上品に見えます。

 

和装の場合は、五つ紋付きの黒い着物に黒の帯と小物を合わせます。
家紋を伝えれば、葬儀社でレンタル・着付けの手配も可能です。

 

髪型とメイク

髪型は清潔感を重視し、長い髪は低い位置でまとめましょう。
黒いゴムやシンプルなヘアアクセサリーを使うと安心です。

 

メイクは全体的に控えめにし、アイラインやチークは避け、自然で落ち着いた印象を心がけます。

 

ネイルと持ち物

喪主の妻は手元を見られる機会が多いため、ネイルはオフしておきましょう。
ジェルネイルなどすぐに落とすのが難しい場合は、上からベージュのネイルカラーを重ね塗りしたり、礼服用の手袋を付けたりする方法があります。

 

ネイルについて不安があれば「お葬式のネイルマナーとは?落とせない場合の対処法も解説」もご参考ください。

 

持ち物は小ぶりの黒いバッグに、数珠・ハンカチ・筆記用具などを入れておきます。

お茶や食事の準備を手伝う可能性が高いので、エプロンもあると良いでしょう。

 

荷物が多くなりがちなので、入りきらない場合は、フォーマル用の黒いサブバッグに入れます。

 

 

喪主の妻がやることは主に喪主のサポート!基本のマナーを押さえておこう

喪主の妻には、来客対応・金銭管理・喪主のサポートといった重要な役割があります。
葬儀の準備から四十九日まで、やることは多いですが、一つずつ丁寧に進めていけば大丈夫です。

 

喪主の妻であっても、特別なマナーは不要です。

席順や焼香などの基本マナーを押さえておきましょう。

 

不明点がある場合は、喪主や葬儀社と相談しながら進めていくようにすれば問題ありません。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

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