Blogs葬儀コラム

終活の知識

2025.06.12

戒名を自分で決めたい方へ!手順と注意点を詳しく解説

facebook

X

line

こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭の遠藤です。

 

戒名について、「自分で決めることはできるのだろうか」「決められるなら自分らしい戒名をつけたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

戒名は通常、菩提寺の僧侶から授けていただくものですが、実は自分で考えることも可能です。

ただし、自分で戒名を決める場合には、いくつかの手順を踏み、注意点を理解しておく必要があります。

 

そこで今回は、戒名を自分で決めることができるのか、その場合の具体的な手順や注意点について詳しく解説します。

自分らしい戒名を考えたいとお思いの方は、ぜひ参考にお役立てください。

線香

戒名を自分で決めることはできる?

まずは、戒名の基本的な意味や自分で決めることのメリット、また困難なケースについて見ていきましょう。

 

戒名とは仏弟子になった証としての名前

戒名とは、仏様の弟子になった証として与えられる名前のことです。

本来は生前に仏教の戒律を受けて仏門に入った人に授けられるものでしたが、現在では亡くなった後に仏弟子として極楽浄土に導かれるよう、戒名を授けることが一般的になっています。

 

戒名は宗派によって呼び方が異なり、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼ばれることもあります。

 

戒名の必要性については、「戒名は必要?費用や宗教的意味から判断ポイントまで徹底解説」もチェックしてみてください。

 

自分で戒名を決めることは可能

結論から申し上げると、戒名を自分で決めることは可能です。

戒名を僧侶がつけなければならないという法的な決まりはありません。

 

自分で戒名を考える場合の主なメリットをご紹介します。

 

自分らしさを表現できる

性格や趣味、職業などを深く理解している本人が考えることで、より自分らしさが表現された戒名をつけることができます。

 

費用を抑えられる

一般的に戒名を授かるには費用がかかるため、自分で考えることで経済的な負担を軽減できます。

 

生前に納得のいくものを準備できる

生前に自分で考えておくことで、死後どのような戒名をつけられるかという不安を解消できます。

 

自分で決めるのが困難なケース

戒名を自分でつけることは可能ですが、以下のようなケースでは、自分で戒名を決めるのが困難であるケースもあります。

 

菩提寺がある場合

先祖代々お世話になっている菩提寺がある場合、自分で考えた戒名の使用を拒否される可能性があります。

菩提寺との関係を重視する場合は、事前の相談が必須となります。

 

仏式葬儀を希望する場合

仏式の葬儀では、正式な戒名の授与が重要な儀式の一部となるため、自作の戒名では受け入れられない場合があります。

 

家族や親族の反対がある場合

伝統的な考えを重視する家族や親族がいる場合、自分で戒名を決めることに反対される可能性があります。

 

 

戒名を自分で決めたいときの手順

相談をする男性

ここからは、自分で戒名を決める場合の具体的な手順と、戒名をつける際のポイントについて解説していきます。

 

事前準備と相談の流れ

戒名を自分でつける際には、以下の手順を踏むようにしましょう。

 

1. 菩提寺への相談

菩提寺がある場合は、まず住職に自分で戒名を考えたい旨を相談しましょう。

理由を丁寧に説明し、理解を求めることが大切です。

 

事前に相談せずに自作の戒名を用意した場合、葬儀や納骨を断られてしまう可能性もあるため、必ず早めに相談することをおすすめします。

 

相談をしたものの、自分で戒名をつけることが叶わない場合は、戒名の作成にあたって希望する文字などを伝えておくと、自分の希望を入れることができる可能性があります。

 

2. 家族・親族との話し合い

家族や親族の理解を得ることも重要です。

戒名を自分で考える理由や意向を説明し、合意を得ておきましょう。

 

特に故人様の両親や兄弟姉妹など、血縁の近い方々には丁寧に説明し、反対意見がある場合は十分に話し合いの時間を設けることが大切です。

伝統を重んじる方がいる場合は、自分の想いを尊重してもらえるよう根気強く説明しましょう。

 

3. 宗派の確認

自分の宗派を正確に把握し、その宗派における戒名の構成ルールを調べます。

宗派は、位牌や過去帳、菩提寺への確認などで調べることができます。

 

宗派によって戒名の呼び方や構成は異なるため、しっかり確認しておかないと宗派のルールに反した戒名になってしまう可能性があります。

 

戒名の構成

戒名を自分でつける際には、その構成についてしっかり理解しておくことが大切です。

戒名は、一般的に「院号」「道号」「戒名」「位号」の4つの要素で構成されます。

 

院号

戒名の最初に位置し、社会や寺院への貢献度が高い人につけられます。

一般的には省略されることも多い部分です。

 

道号

院号または院殿号の次につく、故人様の人柄、性格、職業、趣味などを表現する2文字です。

例えば、音楽を愛した人なら音楽に関連する文字、優しい性格なら慈愛を表す文字など、その人らしさが表現されます。

 

戒名(狭義)

2文字で表現される最も重要な部分です。

一般的には仏様や経典、尊敬する人から1文字、生前の名前から1文字を取ってつけます。

 

位号

戒名のランクを表す部分で、男性なら「院居士」「院信士」「居士」「信士」、女性なら「院大姉」「院信女」「大姉」「信女」があります。

 

戒名作成のポイント

自分で戒名を決めるときには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

 

1. 特徴を反映させる

職業、趣味、性格などを戒名に反映させることで、自分らしい戒名になります。

 

2. 宗派別の特徴を理解する

戒名については、宗派によって決まりごとがあります。

例えば、浄土宗であれば道号に「誉」の文字を使用する、浄土真宗であれば道号を用いず独特の形式を使用する、日蓮宗では戒名部分に「日」の文字を使用するなど。

 

自分の宗派に合った戒名をつけるためには、各宗派の決まりごとを理解しておく必要があります。

 

3. 読みやすい文字を選ぶ

難しすぎる漢字や読みにくい文字は避け、親しみやすい戒名を心がけましょう。

 

4. 有名人の戒名を参考にする

著名人の戒名を参考にするのも一つの方法です。

具体例を知ることで、どのように人柄や功績を表現するかのヒントを得られます。

 

 

自分で戒名を決めるときの注意点

戒名を自分で決める際に気をつけるべき重要なポイントについて解説します。

 

使用を避けるべき文字への理解

戒名には使用を避けるべき文字があります。

また、縁起の悪い文字や不穏な印象を与える文字は戒名にふさわしくありません。

 

例えば、以下のような文字が「避けるべき文字」にあたります。

  • 歴代天皇の尊号と年号
  • 著名人の名前
  • 動物の名前(一部縁起の良いとされるものを除く)奇怪な難字
  • 不穏の異字(敵・恥・死・狂・病など)

 

家族の理解と事前の伝達が必要

戒名を自分で決める場合には、家族に対し、戒名を自分で決める理由や想いを丁寧に説明し、理解を得ておくことが大切です。

また、決めた戒名は確実に記録し、家族がすぐにわかる場所に保管しておきましょう。

 

また、第一希望の戒名が何らかの理由で使用できない場合に備え、複数の候補を用意しておくと安心です。

 

菩提寺との継続的な関係性

菩提寺がある場合は、必ず事前に相談し、承諾を得ておくことが重要です。

もし自作の戒名が受け入れられない場合には、希望する文字を伝えて僧侶に考慮してもらうという方法もあります。

 

相談の際には、自分で戒名を決めることが、将来的な法要や供養に影響しないかも確認しておきましょう。

 

 

戒名を自分で決めたい場合は菩提寺や家族の理解が重要

戒名は、自分で決めることができます。

しかし、そのためには、十分な事前準備と周りの人々の理解が不可欠です。

 

戒名は故人様が仏門に入った証として授けられる重要な名前であり、死後永続的に使用されるものです。

そのため、宗派のルールに従った適切な構成で、自分らしさが表現された意味のある戒名を考える必要があります。

 

戒名の自作にあたって重要なのは、菩提寺がある場合の事前相談と、家族・親族の理解を得ることです。

また、使用してはいけない文字や宗派ごとの特徴を理解し、適切な戒名を作成することも大切です。

 

戒名を自分で決めたいとお考えの場合は、早めに準備を始め、必要な手続きや相談を進めることをおすすめします。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、葬儀に関するさまざまな不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市での葬儀については、天国葬祭にぜひお気軽にご相談ください。

 

facebook

X

line