Blogs葬儀コラム

参列者の知識

2024.06.07

葬式での子どもの服装は?年齢別の服装や注意点もご紹介

facebook

X

line

こんにちは。姶良市・霧島市の葬儀社 天国葬祭です。

 

家族で葬式に参列する際に悩むことが多いのが、子どもの服装です。

子ども用の喪服もありますが、子どもは服のサイズがすぐに変わってしまうため、なかなか用意するのは難しいものです。

 

そこで今回は、葬式での子どもの服装について解説します。

子どもの年齢別の服装や注意点、髪型などの身だしなみもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ノートに書く女の子

葬式での子どもの服装は?年齢別の服装もご紹介

葬式は故人様を偲ぶフォーマルな場ですので、その場に合った服装を着用するのがマナーです。

 

子どもの場合も喪服やブラックフォーマルを用意できれば良いでしょう。

しかし、子どもは成長が早いため、せっかく用意してもすぐにサイズアウトしてしまい、購入するのを躊躇してしまうという方も多いです。

 

実は、葬式の子どもの服装に関しては、喪服やブラックフォーマルを着用しなくても問題ないとされています。

しかし、葬式はフォーマルな場ですので、普段着は避けるのがマナーです。

 

制服は正式な礼服ですので、もし通っている幼稚園や学校の制服があるのなら、制服を着用すると良いでしょう。

制服を着る際は着崩さずに正しく着用し、清潔感のあるスタイルを心がけます。

 

スカートの場合はくるぶしソックスなど足の露出が多いものは避け、ハイソックスやタイツを着用します。

制服のリボンやネクタイが派手な色や柄である場合は、外して参列するのがおすすめです。

 

なお、子どもは大人と違い、ローファーやスニーカーなどの靴を履いても問題ありません。

 

【年齢別】子どもが葬式に参列する際の服装

ここでは、制服を持っていない場合の子どもの服装について、年齢別にご紹介します。

 

乳幼児の場合

黒やグレー、白、淡い色など、落ち着いた色の服を着用します。

スタイなどの小物も、キャラクターの絵柄がついたものなどは避け、シンプルなものを選ぶのがおすすめです。

 

幼児〜小学生の場合

幼児や小学生は、フォーマルな印象を与える服装がおすすめです。

 

男の子は、白無地のシャツやポロシャツに、黒やグレー、濃紺のズボンを着用します。

ネクタイは黒があればベストですが、着用しなくても問題ありません。

 

女の子は、黒やグレー、濃紺のワンピースを着用します。

または、白無地のブラウスに、ダークカラーのスカートもおすすめです。

 

男の子も女の子も、さらにダークカラーのベストやカーディガン、ジャケットを羽織るのも良いでしょう。

靴はスニーカーやローファーでも問題ありませんが、サンダルや音が鳴る靴、光る靴などは避けてください。

靴下はくるぶし丈のものを避け、色は黒や白、グレー、紺などを着用します。

 

中学生〜高校生の場合

中学生や高校生もフォーマルな格好で参列します。

小学生よりも、より大人に近い服装を意識することがポイントです。

 

男の子は、シャツやポロシャツは白無地、ズボンは黒やグレー、濃紺のものを着用します。

さらに、ズボンと同じくダークカラーのブレザーを着用しましょう。

黒のネクタイがなければ、着用しなくても問題ありません。

 

女の子は、白無地のシャツに、ダークカラーのスカートやアンサンブルがおすすめです。

また、ダークカラーのワンピースを着用したり、カーディガンを羽織ったりするのも問題ありません。

 

男女ともに、靴下は黒または白無地のものを選びます。

女の子は黒のストッキングも良いでしょう。

靴はローファーがベストですが、地味なデザインのスニーカーでも大丈夫です。

 

大学生の場合

大学生は大人と同じく喪服を着用するのが良いでしょう。

用意が難しい場合は、黒のスーツでも大丈夫です。

 

なお、葬式や告別式は黒の衣服の着用がマナーですが、お通夜の場合のみグレーや濃紺などの色のスーツでもかまいません。

 

大人の葬式の服装の種類について、詳しくは下記コラムでご紹介しています。

あわせてご覧ください。

葬式の服装の種類やふさわしい服装とは?身だしなみ・マナーもご紹介

 

 

葬式での子どもの服装で注意点はある?

赤ちゃん

葬式は長い時間を要するため、乳幼児の場合は、おむつ替えがしやすい服装や赤ちゃんが窮屈ではない服装を選ぶと良いでしょう。

 

幼児以上の子どもは、夏の葬式では熱中症に注意を。

葬式では肌の露出はマナー違反とされていますが、暑い時期は半袖や半ズボンなどでも問題ありませんので、体調を崩さないよう気をつけましょう。

露出が気になる場合に備えて、カーディガンなどを持っていくと安心です。

 

また、冬の葬式の場合、ファーのついたコートは殺生をイメージさせるため避けてください。

コートの色は黒や濃紺、ベージュなど落ち着いたカラーのものがおすすめです。

学校指定のコートがある場合は、それでも問題ありません。

 

 

葬式での子どもの身だしなみも確認

髪型は清潔感のあり、お辞儀をしたときに髪が顔にかからないスタイルにします。

ボブなど髪が肩よりも短い場合は、ヘアピンで耳上の髪を留めるのも良いです。

 

髪が長い場合は、黒のヘアゴムで一つに結びましょう。

バレッタなどを使用しても大丈夫ですが、黒や茶のものを使用することをおすすめします。

 

バッグは地味な色のものであれば問題ありませんが、置き忘れの原因にもなりますので、バッグは持ち込まないほうが良いでしょう。

 

 

葬式の子どもの服装はフォーマルを意識しよう

葬式の子どもの服装に関しては、喪服やブラックフォーマルを着用しなくても問題ありませんが、普段着は避けるのがマナーです。

乳幼児は黒やグレー、白、淡い色など、落ち着いた色の服を着用します。

 

なお、制服は正式な礼服ですので、幼稚園や学校の制服があるのなら、制服を着用すると良いでしょう。

制服がない場合は、男の子であれば白無地のシャツにダークカラーのズボン、女の子であればダークカラーのワンピースなど、フォーマルな服装がおすすめです。

 

子どもが大学生の場合は、大人と同じく喪服の着用が適していますが、用意が難しい場合は、黒のスーツを着用しても問題ありません。

 

葬式はフォーマルな場ですので、清潔感を意識した服装を心がけましょう。

 

天国葬祭では、「後悔のないお葬式」をしていただくために、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが、葬儀に関する不安やお悩みを解決する無料の事前相談を行なっております。

姶良市・霧島市の葬儀は、天国葬祭にぜひご相談ください。

 

facebook

X

line